森銑三コミュの『森銑三著作集』全12巻別巻1一覧

中央公論社。
普及版は1973～74年、新装愛蔵版は1988～89年に刊行

☆第1巻　人物篇1（1970年12月）

平賀源内研究
平賀源内雑俎
平秩東作の生涯
平秩東作の歌戯帳
平秩東作雑話
蜀山人雑談
大田南畝雑記
南畝の日記
南畝の狂歌との絶縁
半可山人植木玉〓（がい｛涯のさんずい無し｝）　
春町作黄表紙の鑑賞
恋川春町作二小著の発見
黄表紙作家としての唐来三和
山東京伝とその作品
曲亭馬琴の自撰自集雑稿
京山の書いた馬琴伝
柳亭種彦（その1）
柳亭種彦（その2）

☆第2巻　人物篇2（1971年4月）　

下河辺長流
伴蒿蹊
涌蓮
小沢蘆庵瑣話
矢部正子
矢部正子伝の新資料
上田秋成雑記
香川景樹瑣話
海量法師
素庵角倉与一
銅脈先生
猪飼敬所
好事儒者中島棕隠
中島棕隠の詠雪百首
山陽と棕隠
平塚飄斎の研究
家里松嶹のことども

☆第3巻　人物篇3（1971年1月）

池大雅
池大雅家譜
大雅堂遺事
大雅遺聞
谷文晁伝の研究
野呂介石
浦上玉堂伝の研究
玉堂小記
応挙伝箚記
若冲小録
内藤東甫
丹羽謝庵
菅井梅関
菅井梅関の死
金谷上人御一代記
洋画家石川大浪
椿椿山
椿椿山の田原訪問

☆第4巻　人物篇4（1971年8月）

細井広沢
北島雪山
雪山人の墓
三井親和
趙陶斎
永田観鵞
亀田窮楽
良寛
良寛と仙厓と
千坂廉斎
高安蘆屋
高安蘆屋遺事
梅逸と詩仏
釧雲泉雑記
米山人のことども
竹田瑣瑣録
青厓遺聞
麻谷に与へた竹洞の書簡
中林竹渓のことども
宮崎筠圃
天龍道人王瑾
春信版画の巨川と莎鷄
鍬形蕙斎雑爼
木米
陶工白鴎
勝間龍水
榊原正庸
原武太夫
神谷潤亭
如亭と百年
如亭の死と春琴
蕉園の父唐衣橘洲
蘆辺田鶴丸
中島秋挙
著作堂を訪うた人々
山東京伝の歌舞伎古図考証

☆第5巻　人物篇5(1971年3月）

本多利明
最上徳内
秦檍丸
木村謙
間宮林蔵
伊能忠敬
戸田旭山
後見草を通して見た杉田玄白
杉田伯元遺聞
眼科医鈴木一貫
坪井信道
鈴木春山
本間玄調
山内豊城の玉とりの日記
高野長英遺事
高森観好とエレキテル
国友一貫斎
平山行蔵
大槻磐水の蘭人訪問
おらんだ正月

☆第6巻　人物篇6(1971年2月）
渡辺崋山
松本奎堂

☆第7巻　人物篇7(1971年6月）

賀茂真淵と本居宣長
加藤千蔭遺事
村田春海
村田春海遺事
塙保己一
石原正明
屋代弘賢
了阿法師とその生活
狩谷棭斎雑記
大野広域とその筆禍
平田篤胤雑記
村尾元融伝の研究
物語塙保己一
津村浣庵
河津美樹の妻清原氏
山県大弐の孫竹尾善筑
松平冠山
石田醒斎とその交友
大原左金吾

☆第8巻　人物篇8(1971年7月）

藤原惺窩遺事
山崎闇斎
浅見絅斎
仁斎とその子達
徂徠と春台
佐善雪渓
雨森芳洲
梁田蛻巌
若林強斎
山口春水
久米訂斎逸事
稲葉黙斎
三浦竹渓逸事
山井鼎とその七経孟子考文
細井平洲
柴野栗山
小島蕉園
勝田半斎の詩中八友歌
朝川善庵
松浦篤所
鈴木尭民
小宮山楓軒
久保木竹窗
鈴木為蝶軒

☆第9巻　人物篇9(1971年5月）

宮本武蔵の生涯
新橋の狸先生
金蘭斎
奇士竹村悔斎
林子平
高山彦九郎
蒲生君平
見山島田虎之助
筒井政憲遺聞
朽木兵庫助綱泰
了然尼
孝子稲垣浅之丞
掃墓記録
佐藤信淵

☆第10巻　典籍篇1（1971年9月）

西鶴と西鶴本
<　笑話本雑考　>
笑話本初音草咄大鑑
〓（口に不譚）とその著者
三村崑山の花間笑語
<　洒落本雑考　>
六丁一里小考
漂游総義と本草妓要
漂游総義と大通伝
大田南畝作洒落本小記
洒落本覚書
つゞれの錦の著者は果して崋山か
<　黄表紙雑考　>
黄表紙といふもの
虚言八百万八伝覚書
三幅対紫曽我と雲州侯の化物振舞
狂歌師を扱つた黄表紙二種
海外知識で趣向を立てた黄表紙
江戸の名物を主題とした黄表紙
通増安宅関外二種
<　詩集歌謡類　>
菊池衡岳とその思玄亭遺稿
南畝集雑記
杏園詩集に続篇あり
柏木如亭の聯珠詩格訳註
越風石臼歌の著者
<　日記紀行類　>
林春斎の南塾乗
高山彦九郎の北国漫遊日記
大熊言足紀行
笠亭仙果のへだてぬ中の日記
菅野白華の北游乗
小野寺鳳谷の西游日録
針生高泉の西游日暦
加藤素毛の二夜語
<　史伝逸話集類　>
定西の身の上話
昔咄から
石川久徴の桃蹊雑話
常山紀談解題
近世畸人伝解題
増補在津紀事
安永元年版儒医評林
全楽堂記伝とその著者松岡台川
<　書誌関係雑纂　>
近代名家著述目録と同後篇
典籍作者便覧
新続群書類従編纂の計画

☆第11巻　典籍篇2(1971年10月）

<　随筆書叢説　>
随筆とは何か
江戸時代の随筆
落穂集とその著者大道寺友山
事跡合考といふ書
紳書に就いての疑問
駿台雑話の成るまで
市川鶴鳴の標注南留別志
末賀能比礼の著者
風俗酔茶夜談とその著者多羅福山人
新著聞集とその著者
小倉無隣の随筆牛涎
二川随筆おぼえ書
むかしむかし物語考
飛鳥川の著者
後は昔物語雑考
後は昔物語の書入れ
桃西河の随筆坐臥記
完本蕉斎筆記を読む
耳袋とその著者
耳袋の逸巻の発見
耳袋の中の話
一宵話の著者は牧墨僊にあらず
本間游清の耳敏川
三島政行の随筆
想山奇著聞集とその著者三好想山
雲萍雑志に就いての疑ひ
雲萍雑志と萍花漫筆と
萍花漫筆の著者
神晋斎の随筆居業余録
発見せられた桃野随筆
酔桃庵雑筆と無可有郷
江戸名所図会と斎藤幸孝
斎藤月岑の随筆
<　雑書叢説　>
森山孝盛のことども
魚籃先生春遊記考
娯息斎詩文集の著者
楽翁公の戯作
昔昔春秋作者考
妙々奇談余言
竹田の版にした支那小説
切腹の書自刃録
忍術の伝書
南朝忠臣往来とその著者
橋本香坡に関する一資料
篠崎小竹の送橋本大路序
<　画譜類小記　>
川村寿庵とその名山図会
橘国雄の〓（ゆう｛てへんに邑｝）芳斎雑画
崋山翁蘭竹画譜小疑
荒歳流民救恤図は崋山の画にあらず
<　諸家の文庫と旧蔵書　>
大田南畝の旧蔵書
刈谷図書館の村上文庫
蓬左文庫の古書
若樹文庫本の覚書
加賀文庫の書物
加賀翠渓翁とその蒐書
蔵書印雑談
丸に幡の字の蔵書印

☆第12巻　雑纂(1971年11月）

<　人物雑稿　>
東西の学者文人たち
近世漢学者の日本文学的著作
近世の漢学者とその漢詩漢文
水戸の人物に関する雑話
三河武士に就いての雑談
対馬の五人物
人物くさぐさ
知己詩嚢に見えたる人々
岡本況斎の交遊簿
巻菱湖の篋中集
巻菱湖遺事
塵袋を中心として
可笑記の著者如儡子は何人か
酒田訪書録
人物研究雑感
人名辞書に就いての意見
一つの提案
<　笑話説話雑稿　>
我が国の笑話
笑話に就いての断想
乞食が茶をふるまふ話
茶の湯の景清
かんにんの四字の笑話
似てゐる話そのほか
<　回想　>
古書と共に経た五十年
私の読書生活
過去を語る
熊木直太郎先生
11月3日－12月4日
ゆずり葉巻末記
井上通泰博士のこと
井上通泰先生のことども
横山健堂翁
岡落葉翁逝く
渡辺刀水翁を憶ふ
重厚なる都会人柴田宵曲
読書人柴田宵曲
宵曲居士
今一人の江戸川乱歩
萩原恭平君逝く
学生時代の萩原恭平君

☆別巻　索引（1972年8月）