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ドンファン(李東桓)コミュのGTPA「トーナメントナウ9月号」インタビュー

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GTPA HP http://www.golf-gtpa.or.jp/xtournament_now/no178/06.php

TNインタビュー
課題はメンタル面 克服してアメリカツアーに挑戦したい
プロゴルファー ドンファン

2003年に韓国アマ、翌年に日本アマと2国のアマチュアトップの座を獲得したドンファン選手。日本ツアーに本格デビューした昨シーズンは、「アンダーアーマーKBCオーガスタ」での7位タイをはじめ、その他のトーナメントでも上位に食い込む健闘を見せ、シード権を獲得。これらの活躍が評価され、2006年度の「GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。そのドンファン選手に、今シーズン前半戦の感想と今後の目標を語ってもらった。


―成績はもちろん、人格面、マナー、将来性などが評価され、2006年度の「GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤー」を受賞されました。まずはその感想をお聞かせください。
ドンファン 優勝や賞金王はこれから何度でも狙えますが、この賞はプロになって一度しか受賞チャンスがありません。ですから非常に光栄です。成績だけが選考基準ではない、ということもうれしいですね。プレー以外では、ホールアウト後にどんなに時間がなくてもギャラリーの皆さんにサインするようにしています。サインの列が長いときは飛行機の時間に間に合わず、次の便に変更して帰ったこともありました。わざわざ会場まで足を運んでくれているのですから、一人ひとりにサインをするのは当然のことだと思っています。
 成績以外の面も評価してもらってうれしいのですが、自分自身ではまだまだ課題があると感じています。
―どんな課題でしょうか?
ドンファン プレー中のメンタル面です。僕は集中力が切れやすいタイプ。ミスしたときや想定外のことが起こったときに気持ちの切り替えがうまくできるようにしなければいけないと感じています。昔はクラブを叩きつけてしまったこともあるくらいですから。
 メンタル面を強化するために、今年のオフはメンタルコーチの指導を仰ぎました。先生はオリンピックの代表選手を指導した経験もある方で、僕以外のプロゴルファーも通っています。
―どのようなことを教わったのですか?
ドンファン 例えばキャディとのコミュニケーションのとり方です。クラブ選択の場面、自分は7番アイアンでグリーンに届くと思っているときに、キャディが8番アイアンを差し出して「これで打て」と言ったとしますよね。そのクラブでは届かないわけですからミスになってしまいます。
 コーチにこの話をしたところ、「キャディがどんなに勧めたクラブでも、最終的には自分が納得したクラブで打ちなさい。仮に自分のクラブ選択が間違いだったとしても、ショットの後にキャディに謝れば気持ちは切り替えられる」とおっしゃっていました。
 キャディに不信感を持ったままプレーを続けてはチームワークも悪くなりますし、プレーリズムも崩れてしまいます。この話をちょうどミズノオープンの前に聞いたのですが、初優勝できたのはメンタル面をコントロールできたことが大きいと感じています。
―6月に初優勝を挙げられましたが、その勝利で全英オープンの切符を獲得しましたね。
ドンファン あんなに早い時期に優勝できるとは思っていませんでした。全英オープンにも出場できたのですが、一流選手が勢揃いする中に自分がいることが信じられなくて、正直「僕がここに出ていいのかな?」と感じたこともありました。結果的に予選落ちしましたが、収穫は大きかったですね。
―どんなことを勉強しましたか?
ドンファン 飛距離をあと15ヤード伸ばし、ショートゲームの技術ももっと磨かなければいけないと痛感しました。ただ、飛距離はトレーニングで伸びますが、ショートゲームは感覚の要素が大きい。ですから闇雲にボールを打つのではなく、より効果的に練習しなければいけないと思うようになりました。
―ところで、ドンファン選手はアマチュア時代に韓国アマ、日本アマで優勝を飾っています。日本と韓国のジュニアに違いを感じていますか?
ドンファン 韓国選手の方が気持ちが強いのではないでしょうか。これは徴兵制度の存在が大きいと思います。韓国ではアジア大会で金メダルを獲ると兵役免除になります。ですからジュニア選手はナショナルチーム入りとアジア大会の金メダルを目標に練習に励んでいるんですよ。「軍隊に行かないために頑張る」という発想は日本ではありえないこと。その辺りでモチベーションが異なるのかもしれません。実際、僕もナショナルチームに入り、アジア大会で金メダルを獲るために猛練習をしてきました。結果的に目標達成はできませんでしたが、当時の練習が僕のゴルフの土台になっていることは間違いありません。
―ということは、ドンファン選手も近い将来、兵役に行くわけですね?
ドンファン ええ。今、日本でプレーしている兵役を経験した先輩に聞くと、「精神力が強くなるから早く行った方がいい」と言われます。ただ、今の状態で2年間ゴルフから離れるのは怖いですね。せっかく獲得したシード権を失ってしまいますから。いつかは兵役に行かなければいけないのですが、今はそのタイミングを模索しているところです。
―最後に今後の目標を教えてください。
ドンファン まずはまだ学生なので、しっかり勉強をしなければいけないと思っています。そしてゴルフでは今シーズン中にもうひとつ勝ちたいです。できれば歴史と伝統がある日本オープンで2勝目を挙げたいと思っています。そして、いつかはアメリカツアーへ。日本ツアーで賞金ランキング上位に入れる力をつけて、アメリカツアーへ挑戦しようと考えています。


日本オープンの活躍に期待します。

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