moving （movies and musicals）コミュのTHE INFORMER／三秒間の死角

The Informer
アンドレア・ディ・ステファノ

ジョエル・キナマン/ピート・コズロー
ロザムンド・パイク/ウィルコックス
コモン/グレンズ
アナ・デ・アルマス/ソフィア
クライヴ・オーウェン/モンゴメリー

アンデシュ・ルースルンド＆ベリエ・ヘルストレム共著による北欧ミステリー『三秒間の死角』を「ロボコップ」「スーサイド・スクワッド」のジョエル・キナマン主演で映画化したクライム・サスペンス。自由と引き換えにＦＢＩの情報屋となった男が、潜入捜査を強いられ渋々潜り込んだ刑務所でＦＢＩに切り捨てられ、絶体絶命の窮地に陥る中で繰り広げる決死の脱出劇をスリリングに描き出す。
(by Allcinema)

THE INFORMER／三秒間の死角　
裏切りが死を招く緊迫した状況で、誰が信頼出来るのか、生き抜く為にはどう動くのか、
表情で巧みに表現するキャスト達が素晴らしい
（あ、ジョエル・キナマンの麗しさだけでお釣りがきますｖ）。

THE INFORMER／三秒間の死角（2）
余裕の出た２回目で、ほんの一瞬の映像に情報がぎっしり詰め込まれているのに気付く。
『３秒間の死角』に関するコズローの周到かつ的確な準備っぷりにも感心する。
FBIで活躍出来そう!?

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ネタバレ

いやー、キャストの表情の演技が素晴らしかった！
裏切り者達が跋扈する世界で、誰なら信頼できるのか、生き抜く為にはどう動くのか、
自身の判断を表情で巧みに表現するキャスト達。
堪能しましたよ〜。

ジョエル・キナマンの麗しさだけで、お釣りがくる作品なんだけど、
彼の演じるピート・コズローのまっとうな人間性に対し、置かれている境遇が理不尽過ぎて、
スクリーンに向かって当たり散らしたくなる感じでした。

そして、彼を使い捨てしようとするFBIの冷血さ。
特に、クライヴ・オーウェンが演じたモンゴメリー。

ところで、クライヴ・オーウェンって、最近、裏切者の役が多くないか?
裏切るのは、組織だったり、知り合いの人間だったりするけれど。
今回は、情報屋（ピート）を紙切れのように切り捨て 捨てましたよ･･･。

結局、部下のウィルコックス（ロザムンド・ パイク）が、
NYPDと手を組んで逮捕してくれたから、良かったけど。

ロザムンド・ パイクは、 ピートのことを『守る』と言いつつ、
FBIの命令により裏切りも･･･、という役。
ありがとうね、思い直してくれて。

そして、アナ・デ・アルマスがピートの妻役で、娘の役名がアナ?（･･･ 混乱するぜ） 。
弱い人かと思ったら、意外と強気で真の強い面もあって、素敵でした。

ピートの顔を励ますようにだったかな？･･･手で撫で回す仕草に惹かれました。
そういう距離感の夫婦。　

ピートは、バーで妻が絡まれたのを助けようとしただけで、
結果的に殺人犯 になってしまったらしい。

それから、模範囚でFBIの手先になって、
自由になるはずの商売で捕まって、刑務所に逆戻りしてー。

ドラッグの運搬方法にチューリップや鳩やドローンを活用。
なるほど、なんでもアリなんだなぁ。

NYPDのグレンズ（コモン）の誠実そうな瞳が良かったなぁ。
彼の ことは、信じたくなったよ。
そして、信じて良かった よ。
立場的には、一番裏切りそうな感じではあったけれど。

でも、何がどう『3秒間の死角』だったのかは分からず…。
多分、屋上の立てこもりの場面 だとは思うんだけどねぇ。

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２回目。

２回目で やっと、この作品の映像や台詞の情報量の多さにびっくりする。
初回はそんな余裕もなかったからねぇ。
多分、原作を 読んだら、もっと感心するところが増えるのだろうな。

そして、屋上の設備室で、彼が何をやろうとしていたかも、前回よりは分かる。
『3秒間の死角』は、狙撃手だったピートの経験から導き出された自分に有利なスペース。
絶対的に不利な状況から、少しの隙間を最大限生かそうとする用意周到っぷりに
感心しましたー。
（初回は、感心する余裕もなくて、ごめんなさい…）