moving （movies and musicals）コミュの新聞記者

新聞記者

藤井道人

シム・ウンギョン/吉岡エリカ
松坂桃李/杉原拓海
本田翼/杉原奈津実
岡山天音/倉持大輔
郭智博/関戸保
長田成哉/河合真人
宮野陽名/神崎千佳
高橋努/都築亮一
西田尚美/神崎伸子
高橋和也/神崎俊尚
北村有起哉/陣野和正
田中哲司/多田智也

「怪しい彼女」などで知られる韓国の演技派女優シム・ウンギョンと松坂桃李がダブル主演を務める社会派サスペンス。東京新聞記者・望月衣塑子の同名ベストセラーを原案に、若き新聞記者とエリート官僚の対峙と葛藤をオリジナルストーリーで描き出す。
(by eiga.com)

新聞記者　

政府側が都合の悪い情報を隠蔽する為にフェイクニュースを拡散し、
『嘘かどうか決めるのは国民だ』と嘯く怖さ。
恐喝レベルの圧力でまともな仕事さえ出来ない官僚。
求められてるのは、流されず留まり、自分の頭で考え、伝えること。

新聞記者　

２回目を選挙後に鑑賞。
現政権は『形だけの民主主義』を形成することには成功していると投票率の低さに思う。
で、生物兵器になるウイルスも国内に…。
新聞社の情報が内調に筒抜けなのは社内にスパイが？　まさかー（･･･あの同僚が!?）　

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松坂桃李さん、この作品に出演してくれてありがとう。
彼のおかげで、それなりの規模に公開されたのだろうから。

いや、それは大袈裟かな？
でも、私が観る気になったのは、彼のおかげだから。

それにしても、彼の作品選びの柔軟さには感心してしまう。
男娼に時代劇にやくざものに社会派作品ときて、次にアニメと音楽モノって。
そして、どの作品でも光ってる。
･･･天才？

さて。
作品の話。

この作品のフィクション度はどれくらいだろう？
鑑賞した去年は、ほぼ事実としか思えなかった。
そして、今は現実がこの作品を追い越してしまった･･･、という気がする。

情報操作を指示しながら、フェイクニュースを作らせ、
『報道を嘘かどうか決めるのは、国民だ』とうそぶく怖さ。

自分の懐が潤うがどうかが基準になっているとしか思えないトップに、
トップの機嫌を取ることしか能がない周りの無能な人達。

官僚に蔓延しているのは『忖度』というオブラートに包んだ恐喝。
腐っているよね。
このままじゃ、ダメだよね。

だから、きちんと批判をしていく。
でも、色々な考えの人がいて当然だから、
違う考えの人に対して怒りを向けることはしない。

そして、自分の出来ることをやっていく。
『大人』にならないと、そして守れるものを守っていかないと。