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moving (movies and musicals)コミュのHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁【2】

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映画SHERLOCK: THE ABOMINABLE BRIDE(2)
危険・警告ねたばれ

ドラマ字幕版を週末に見返してから2回目の鑑賞。
やっぱり、思った通り2回目の方が楽しい。

今回のウィークポイントは、謎解きがつまらないというより、
メインテーマでないこと。よって主題がだんだん逸れていくことだな。

女性参政権とか家庭内DVなど、社会的テーマを内包した謎解きは斬新だけど、
実はシャーロックとモリアーティとの戦いの方がメインテーマ。
この2つがあまり融合してないから、メインテーマの方が謎解きを邪魔をしてるように
感じてしまう。

現実のシャーロックは、ドラッグが体内で過剰摂取並に暴れている状態だから、
マインドパレスの記憶にシャーロックの妄想や願望や恐怖がプラスされて、
結構とんでもない世界になってる。

その中でまともな部分は、シャーロックのヴィクトリア時代の知識なんだろうな。

謎解きとメインテーマが同時進行しているから、ダブルミーニングの場面も多い。

自分の頭を拳銃でぶち抜いて自殺したのに、蘇って夫を射殺したエミリアは、
頭を拳銃で撃って自殺したはずが“miss me?” で蘇ってきたモリアーティと
シャーロックの脳内で二重映しになっているはず。

だから、シャーロックは、「どうして彼が生き返ったんだ?」と自問しているし、
実は暴君の旦那を殺したのは【恐らく男性】とワトソンは言ってるし、
モリアーティがウェディングドレスを着て登場してくるって仕掛け。

メアリーのことを『大至急』と呼び出す『M』さんは、マイクロフトでした。
彼と彼女で「ワトソン君」「ホームズさん」ってごっこ遊びしていいる台詞が可笑しい。
確かに、間違っては、いない。

「マイクロフトとシャーロックのどっちが頭がいいか」って課題は、
本編でもさんざんネタにされていたし、本編後のインタビューでも話題になってたけど、
脚本家の考えは教えてくれなかったなぁ。

そして、兄弟がお互いに張り合っているのは、シャーロックの脳内でも同じで、
脳内でマイクロフトがあんなに太っていたのは、原作準拠ではなく、きっと
シャーロックの意地悪。

同様に、シャーロックがジョンをどれだけ信頼しているか、頼りにしているかも
垣間見れて嬉しい。

現実世界では、シャーロックはビルのてっぺんから飛び降り狂言をやってジョンや
大切な人たちを助けるしかなかったけど、
脳内世界ではジョンがスーパーヒーローのごとく登場して助けてくれるんだものw

そういや、シャーロックの脳内なのに、語り手がジョンって言うのも構成としては
騙しテクニック。と、同時に、自分のことをジョンに語らせても大丈夫という
シャーロックの信頼の表れでもあるんだろうな。

エピローグ場面で、ヴィクトリア朝の格好で室内でくつろいでいる2人。
そこから映像が建物の外へ移行すると、二階建てバスが道を走っている現在
になってるという映像処理も好きだな〜。

プロローグの2人の出会い@ヴィクトリア朝ヴァージョン.は、
シャーロックが2人の出会いをヴィクトリア調で思い出してみようと思ったものの
映像化なんだろうな。

そして、オープニングテーマ曲が流れて本編が始まると、ワトソンに立派なお髭がw
(プロローグでは髭なしワトソンなのにっ)
シーズン3でのジョンとの再会では、髭をやめさせなきゃって言ってたのにな。
(ま、時代設定が違うしね)

冒頭の特典映像も、今までテレビでしか見れない映像を映画館で観れるというのが、
何気に贅沢v

ラストのインタビューも、2回目の方が面白かったかな。

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