ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

moving (movies and musicals)コミュのモーツァルト!【14】 2015/1/15 13:00-

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
るんるんMozart!(14) 2015/1/15 13:00- 梅田芸術劇場

cast memo 
 ヴォルフガング:井上芳雄 アマデ: 柿原りんか
 男爵夫人:春野寿美礼  コンスタンツェ: 平野綾
(↑キャストが2人以上いる役のみメモしておきます)

大阪にて、今公演「モーツァルト!」の大千秋楽。

ずっと帝劇で聞いていた音を梅芸1階席で聞いたら、
音質が違うことにびっくりしました。
音響が違うと、同じ音がじこんなに変わるものなのか。
エコーが効いているのか、音がまろやかで近い感じ。
(でも、一番音響が良いのは博多座なのかな。
 ・・・もう何年も行ってないけど)

そんな音響で聞けたコロレド猊下の歌声は、
神がかっているようなハイテンションで、圧倒されました。

最初の「何処だ、モーツァルト!」の
「モーツァルトの名は聞きたくないっ 父親も息子も〜っ!」の部分を
聞いただけで鳥肌がたって、日帰りで大阪まで出向いた甲斐があったなと。

いつも笑いが起こる馬車の場面では、
馬車から降りるところで「あるこぉー」と言いながら、
掌を上に向けて手を差し出して、アルコさんを困らせてました。

その後、場面の終わりでがしっとポーズを取るところも、力が入り過ぎて、
マントを頭からかぶっちゃたりとか、最高のオチがついてました。

そして2幕の「神よ、何故許される」では、尋常ならざるテンションで、
公演途中から叫ぶようになってた「猿でも!」で力が入り過ぎて、
一瞬間が空いて、それから後は、歌っているのか叫んでいるのか分からない
まさに心の叫び!の迫力。圧倒されて、気付いたら泣いてました。

今回、勝手にこだわっていた「猿でも!」の完成形の表現は
これだったのかー、と2か月半の公演期間のあれこれが・・・
いやいや、この瞬間は、そんな余裕はなかったな(苦笑)。

箱入りアルコさんの一言は、帝劇楽と同じく長々と挨拶ヴァージョンで、
マダムから「長いよ!」と言われてもやめないので「しつこいよ!」とまで
言われてました。

このマダム、506回言ってもダメな娘たちにぶちぶち愚痴って、
安産だったアロイジアが歌っている時は、一緒に口パクで歌ってました。

そして、506回目もママに怒られてしまったゾフィーは、
ヴォルフとの挨拶で、彼の頭をなでなでしてました^^
「お疲れ様」のメッセージも込めてたのかな。

そして、この回の発見。

ヴォルフとアマデでは、パパを見限るタイミングがずれているんだなと
分かるのが、アマデがヴォルフの肩に手を置く仕草だったということ。

アマデは、「何故、愛せないの?」のラストで肩に手を置いた時点で
パパのことを見限っている。

だから、悪夢では、『お前も見限れ』と、自分が見限った時と同じように
肩に手を置いてから、ヴォルフの首を締めるんだ。うん。

さて、シカネーダーについてもいくつか。

日替わりのネタ、シカネーダーの名乗りはあまりにもあっさり終了して、
拍子抜けするくらい。

「拍手が好き〜♪」で、バトンを回し過ぎて身体中央にヒットネタを披露。
客席の反応から、これはやっぱり関西向けだと思う。
ヴォルフは、その流れを組んで、受けとったバトンを足で挟んでました。

「ここはウィーン」でのあっかんべーはしっかりキマってて、
軽やかさが印象的。

ラスト近くの「魔笛」のカーテンコールの場面、
ヴォルフと成功を喜び合うところで、
帝劇後半にやっていた足絡ませはやめてしまったようだけど、

額と額をごっちんこ、なポーズをとっていませんでしたっけ。
これが、この回のスペシャルだったらいいな、と。

そして、M!M!でシカネーダーの本質について考えてみる。

ヴォルフを見下ろす顔の恐さ、非情さ。
彼の才能を搾取する者。
でも、同時に、永遠を作り出した者。

あと、シカネーダーの立ち位置についても考えてみる。

ヴォルフを愛する人たちは、同時に許容できない課題も課せられて、
すれ違っていく。

父親も。
コンスタンツェも。
コロレド猊下も。
ある意味では、アマデも。

なのに、シカネーダーだけは違ってた。

彼は登場人物の中で唯一、自分の望むタイミングでヴォルフと出逢えて、
絶妙なタイミングで彼とぶつかり合い高めあった上で、
完璧なタイミングで彼から去っていった人間なんだな。
根っからのプロデューサーである彼だから、出来た芸当なのかもしれない。

フィナーレの場面は、シカネーダーかヴォルフ&アマデかの一択だったので、
結局、シカネーダーを見続けて、ヴォルフは見れなかったけど、
でも、それで良かったんだな、と出演者のブログを読んで思った。

役ではなく役者自身として存在することを演出されてるフィナーレ。
そこにある熱さを、見届けられて良かった。

そして、カーテンコールでのやりきった感な雰囲気、
3人カテコの後、後ろの定位置についたところで肩で大きく息した感じも含め、
記憶に残せて良かった。

カーテンコールでのシカネーダーの挨拶は、特になかったけど、
小池先生が出てきてから、
山口さん、市村さん、ありがとうの流れで、圭吾さんの名前も呼ばれてました。
何故か、吉野さんじゃなくて圭吾さんだった気がするんだけど、
動画が出なかったから確かめようがないな。

挨拶、平野さんの支離滅裂な感じが面白くて、
春野さんは、すんごくソツなくて、
山口さんは、今回は気候予報士になってました・・・。


この作品に出会えて良かった。

浮かれることも崩すこともない、平常心が印象的だった大千秋楽。
そんな感じが、実は一番観たかったのかもしれないって終わってから思った。

この舞台の人々に、また会える日はくるのかな?
あ、とりあえずはDVDが届きますね、そのうちに。

嬉しいな。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

moving (movies and musicals) 更新情報

moving (movies and musicals)のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。