ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

moving (movies and musicals)コミュのモーツァルト!【1】 2014/11/8 17.15-

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
るんるんMozart!(1) 2014/11/8 17:15- 帝国劇場

cast memo 
 ヴォルフガング:井上芳雄 アマデ:柿原りんか
 男爵夫人:春野寿美礼 コンスタンツェ: 平野綾
(↑キャストが2人以上いる役のみメモしておきます)


今公演で4演目の作品。
東京千秋楽近くは、少々通う予定だけど、
(でも千秋楽のチケットは手元に。ない。)
とりあえず今まで5回観て、次回観劇までちょっと間が空くので、
まとめて感想をざざざっとまとめておきます。

***

初日。
始まりましたよ。
箱のフタが開きましたよ。

この世の全てのものが“有限”なんだと改めて実感している日々なので、
この、有限の空間に再会することができて良かったな・・・。

今回で井上さんのヴォルフは最後。
他、初演からずっと出演し続けてきたキャストも、
今回で最後な人が多いような気がする・・・。

初日だけど見慣れた舞台を観ながら、
今、舞台で繰り広げられてる音や動きに持っていかれる瞬間と、
冷静に過去を振り返っている瞬間とがあったなぁ。

キャストは、今回からキャストが変更になったナンネールの
花總まりさんに、まず注目。

初日の印象は、声質が前キャストと意外と似ていてびっくり。
(全然違うだろうなーと思っていたもので)
背が高い。
ちょっと声が不安定…。
(と思ったのは、初日だけで、次に観た時は安定していました。)
3回目くらいかなー、【今回のナンネール】の個性が見えてきたのは。

アンサンブルでも、変わった人も、変わらない人も。

変わった人で「おおっ!」と思ったのがトーアヴァルト。
プラター公演でクマの着ぐるみの頭を取った時に出てきたスキンヘッドの
愛らしさと、ヴォルフの家へ夫婦揃って恐喝に出かける時のスキンヘッドの
威圧感の落差ったらないです。

役柄としてスキンヘッドが似合い過ぎ。
ってか、その髪型できたか、みたいな(笑)。

今回トーアヴァルトのKENTAROさんは、前回はサリエリで
ウィーンの夜会の場面でシカネーダーを張り合っていたんだよね。

その名残か、プラター公演の場面では、クマの姿でシカネーダーに
ちょっかいを出していて・・・微笑ましい。
何気に、日替わりな動きになってるかなー、ここは。

ウェーバー家の三姉妹は続投のようですね。
徳垣さんのゾフィーが相変わらず可愛くて嬉しい。
ヴォルフがウェーバー家にやってくるまでの動きが
日替わりで、色々やってくれるんだよね♪

初日のみ観れた面白いアクシデントがありました。

ヴォルフが『もう白い鬘は被らない』ってことで、
鬘をコロレドさんに投げつけたら、コロレドさんの身体に命中。
反射で鬘を掴んだコロレドさんが、手にした鬘を頭に乗っけて
しまいました・・・。

シリアスな場面なのに、客席からは思わず笑いが。
可笑しかったなー。

でも、ここで笑いを取ってはいけないということになったようで
初日以降は、鬘がコロレドさんに命中したとしても、
そのまま舞台奥に投げ捨てられるようになってしまいました。

この舞台で個人的に一番注目するのが、ヴォルフの分身アマデ。
役柄によっては初演からずっと同じキャストもいるけど、
キャストがどんどん変わっていくアマデを観ていると、
「子供のままなら」と歌うレオポルトの言葉は“真実だな”・・・と。

で、今回のアマデは3人。
初日のアマデは柿原りんかちゃん。

りんかアマデは、そっと佇んでいる、あまり体温を感じさせない存在。
でも、冷たい訳でも、厳然にという訳でもなくて。
うーん、変なー表現だけど、『必然』かな。

でも、この日はオペラグラスなしで観ていたから、
今度観たらまた印象が変わるかも。

そうそう。

命の火が消えたヴォルフの腕とアマデの背中の間の空間に、
Mozart!の横断幕のスパンコールの1つがライトに当たってました。
アマデとヴォルフの間の狭い空間でキラキラと輝く☆のスパンコール。

これは、この回、自分が座った席位置だけで観ることができた奇跡。
綺麗だったな・・・。

そして、今回のシカネーダーの第一印象。

えーと、ちょこちょこ動き回っていて身軽です。
なんだか小動物のような動き。
この前の舞台(「レディ・ベス」)では重厚な衣装をまとい、
重々しく華麗な動きをしてたんだっけ。

衣装は、ほぼ同じかな。
(シルクハットが豪華になったって教えてもらったけど
 覚えてない^^;)

あ、魔笛の台本がリニューアルされてました。
何故、そこ?、みたいなリニューアルッぷりですねぇ。

初日の【足蹴りスティック取り】は無事成功v
客席の「ちょっぴり〜」の場面の手拍子が揃い過ぎてました(笑)。

魔笛作曲中に訪問する場面では、ヴォルフと頭突きして
「いてぇっ!」って。うん、『ごつんっ』て音がしたような。

EXIT後にヴォルフとアマデが登場するカーテンコールも
今まで通りありました。
勝手の分かってないアマデが初々しくて可愛かったな。

ところで。

初日に一番びっくりしたのが、アマデがずっと持っていた小箱の
扱いが変わったこと。

前回はヴォルフとアマデと一緒に舞台の奥に消えていったけど、
今回はナンネールが持ったままで、舞台中央の床に置くことに。

その大切な箱を床に置いていいの…?と、初日はナンネールが
間違えたのかと思たのですが、そうでもないようで。

だとすると。

今まで箱はヴォルフの才能を象徴しているのだと思っていたけれど、
だからヴォルフがこの世から去ると同時に、舞台から消えていったけれど、
舞台に・・・この世に残されたということは、ヴォルフが作り出した音楽、
作品そのものを象徴することになったのかな。

(と、この時は思ったんだけどな・・・)

やっぱり好きだなー、この作品。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

moving (movies and musicals) 更新情報

moving (movies and musicals)のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。