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BLOW

テッド・デミ

ジョニー・デップ/ ジョージ・ユング
ペネロペ・クルス/ マーサ・ユング
ジョルディ・モリャ/ ディエゴ
フランカ・ポテンテ/ バーバラ・バックリー
レイチェル・グリフィス/ アーミン・ユング
レイ・リオッタ/ フレッド・ユング
イーサン・サプリー/ トゥナ
ポール・ルーベンス/ デレック・フォーリール
マックス・パーリック/ ケヴィン・デュリ

1970年代に若くして伝説のドラッグ・ディーラーとなった男
ジョージ・ユングの波瀾の半生を家族や恋人との愛と葛藤を織り込み
描いたドラマ。（by allcinema ONLINE）

ジョニデ特集、第３弾。

コカインの売人ジョージ・ユング、
実在の人物に関する物語。

この作品から何かを学ぶとすれば、
「お金にはそんなに価値はない」
つまり、お金より大切なものが世の中には
たくさんある。絶対ある。あるんだよ!!、ということ。
（↑別にファヴェルに訴えている訳ではないｗ）

そして、彼の人生を追っていくと、
幸せって何なのだろう、という気分になる。

ある時期は仲間に恵まれていて、
また別の時期は家族に恵まれていたからこその、
幸せだったのかな。
お金に不自由しない生活だったというだけでなく。

ジョニーが老年時代まで演じているので、
中年・老年の姿も見れるんだけど、
中年太りして腹回りはたるんでいても、
後ろ姿はすっきり。
やっぱり若いなぁ。
（この作品の公開は2001年）

共演の女優達が豪華だったな。
母親役のレイチェル・グリフィス。
神経質っぽいしゃべり方がイラつく感じ。
夫に対しても良い感じじゃないし。

そして、妻役のペネロペ・クロス。
登場シーンの超絶美女っぷりが素敵。
一目惚れ？　当然でしょ、みたいな。
そして、結婚してからの荒れっぷりもすごい。
ラテン気質なんだなぁ、この人の演じる女性は。

父親のようにはならない！と家を飛び出したジョージが
それなりに豪勢な生活を送れた時期もあったけど、
結局は父親と同じ立場に追い込まれて、
貧乏で金がなくて、妻から小言を言われて
子供をなだめる、･･･という皮肉。

ジョージは頭の良い人だったけど、運は悪かったのかな、
人柄も悪くはないけれど、結局は周りの裏切りで･･･。

映画のエンディングによるとあと５年で出所予定だけど、
ご本人はまだご存命でしたっけ？
でも、監督は、もうこの世にはいないんだよなぁ･･･。