moving （movies and musicals）コミュのライフ・ウィズ・ミュージック

MUSIC

シーア

ケイト・ハドソン/ズー
レスリー・オドム・Ｊｒ/エボ
マディ・ジーグラー/ミュージック
メアリー・ケイ・プレイス
ベト・カルビーヨ
ジュリエット・ルイス
キャシー・ナジミー
ティグ・ノタロ
ヘンリー・ロリンズ
ベン・シュワルツ
ヘクター・エリゾンド

　世界的シンガーソングライターのシーアが原案・脚本・製作を兼任し、記念すべき映画監督デビューを飾った異色の音楽映画。自らの実体験をベースに、依存症に苦しむヒロインが、友人や音楽との出会いを通して立ち直っていく姿を、シーア自ら書き下ろした楽曲とライアン・ハフィントン振付のダンスでカラフルかつポップに描き出していく。
(by Allcinema)

ライフ・ウィズ・ミュージック　
♪方法は違ってもちゃんと理解してる。そうかもねぇ。
誰でも受け入れてくれるような優しさに癒された。音楽の力かな。
自分がどれだけ疲れているのか実感できて、少し心が軽くなった。
そんな意味での『解放』。

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これを観た時、自分がどれだけ疲れているのか分からないくらい疲れていて、
これを観たことで、『自分は疲れているんだ』と実感できて、
少し、心が軽くなったような気がしました。

この日は、最初に「ニトラム」を観ていて、
今から思うと、感想もメモできないくらい打ちのめされたらしい…。

『僕は、僕以外になりたかった』というコピーの
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ主演の実話。

それから、実話絡みの「ベルファスト」と「アンネ・フランクと旅する日記」を観て、
最後に観たのがこの作品。

『自分を愛することから始めよう』というメッセージで終わるフィクション。
壮大な旅路でしたな、この4作品はしご鑑賞は。

･･･話がズレました。

この作品、音楽、あるいはミュージックと呼ばれる女の子の話かと思ったら、
彼女の姉のズーの話で、最初は、あれっと思ったけど、まぁ、そうですよね。

現実とは別世界の（あるいは地続きの？）カラフルなイマジネーションの世界は、
ミュージックも自然体で動き回れる場所。
みんな親切で、明るくて、訪れた者は誰でも受け入れてくれるような
優しさに癒されました。

ここでは、死んでしまった人達も元気に笑っていたっけ。
この世から去ってしまった人はたくさんいたけれども。

信じられないほどあっけなく、
あるいは、理不尽な理由で去っていった人達。

ミュージックをイメージしたテーマ曲も優しかったな。
でも、ミュージックとコミュニケーションを取るのにはコツが必要。
ミュージックと誰かとが心が繋がるだけで、感動してたな。

『理解の仕方は違うけど、ちゃんと理解してる』という力強い言葉。
理解していることを伝えるのも難しいけれど、･･･そうかも。

きっと、そうかも。