moving （movies and musicals）コミュのナイル殺人事件

DEATH ON THE NILE
ケネス・ブラナー

ケネス・ブラナー/エルキュール・ポアロ
ガル・ガドット/リネット・リッジウェイ
アーミー・ハマー/サイモン・ドイル
エマ・マッキー/ジャクリーン・ド・ベルフォール
トム・ベイトマン/ブーク
レティーシャ・ライト/ロザリー・オッタボーン
アネット・ベニング/ユーフェミア・ブーク
ラッセル・ブランド/ウィンドルシャム
アリ・ファザール/アンドリュー
ドーン・フレンチ/バワーズ
ローズ・レスリー/ルイーズ
ソフィー・オコネドー/サロメ・オッタボーン
ジェニファー・ソーンダース/マリー・ヴァン・スカイラー

ケネス・ブラナーが監督・主演を務め、「オリエント急行殺人事件」に続いてアガサ・クリスティーのミステリー小説を映画化したシリーズ第２弾。『ナイルに死す』を原作に、ナイル川を遡上する豪華クルーズ船で起きた殺人事件の謎に挑む名探偵ポアロの活躍を、ガル・ガドット、アーミー・ハマー、アネット・ベニング、エマ・マッキーをはじめとする豪華キャストの共演で描き出す。
(by Allcinema)

ナイル殺人事件　
期待以上に◎。今回もポアロの口ひげに注目。
前作と違って就寝時のおひげのセットがない？　
彼にとっての口ひげの意味に☆　
ナイル川の風景も美しかったし、それぞれの歪んだ愛が切ない。
ロザリーとポアロの舌戦にはスッキリ。

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ちょいネタバレ？

リメイク作品の続編。
期待以上に面白かった。

今回も、ポアロさんのおひげエピソードに注目。

前作では、眠る時に、おひげの形が崩れないように
ちゃんとセットしてお眠りになっていたのにウケたんですけど、

今回は、おひげの手入れを忘れてお眠りに･･･。

そしたら、その後の展開の薄ーい伏線になっていたりもしましたよ。
うひひ。

あとは、彼の立派な口ひげは、戦時にうけた顔の傷跡を隠すためだった
という過去のエピソードも明らかに。

そうだったんですね。

そして、ラストシーンでは髭を剃って、口元を露にしたポアロさんが
バーで閉店まで粘っておりました。

その店は、『全て』が始まった場所だということで…。

以上が、おひげ関連エピソード。

この事件の犯人は、なんとなく知ってるような気がしつつ観てたら、
やっぱり記憶通りでした。

そして、大富豪ガルさんの夫さんのアミハマさんの大根役者っぷりが、
まぁ、見事！　この作品の一番の見所かも!?

元婚約者も、なかなかの芸達者。

そして、ガルさん演じる大富豪は、みなさんから愛されてなくて可哀想。
寄ってきたのは、金目当てな人ぐらいだったなぁ。

あとは、トム・ベイトマンが演じたブークは、安定のポジションの役かと
思っていたら、想定外な展開に。

だから、予告編でのあの台詞だったのかな。

そして、彼と恋に落ちたロザリーさんが素敵♪
（えっと、演じたのはレティーシャ・ライト）
ポアロを罵倒するところなんか最高だったな。

あとは、映画館のスクリーンに広がるナイル川の風景。
あれ、…本物？と思うくらい見事だったなー。

って、本物なんだよね…？

もう、私は、今後の人生でナイル川に行くことはなさそうだなぁ…
なんてことも思いつつ風景を愛でました。

ラスト、犯人2人が自殺したところは、
（正確には、道連れ自殺という感じだけど…）
ミュージカル「モーツァルト！」のヴォルフとアマデのようだなと思ったり。

（…あ、見た目の雰囲気だけね。）

このシリーズ、更なる続編は、あるんですかね？
とりあえず、なさげな感じではありましたが…。

と、思ってたら、

『名探偵エルキュール・ポアロの映画シリーズ第3弾『A Haunting in Venice（原題）』が
2023年9月15日に米国公開される』
なんて情報を発見！

ポアロさんのお鬚を愛でる機会は、まだまだありそうですね。