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moving (movies and musicals)コミュの水を抱く女

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映画UNDINE
いすクリスティアン・ペッツォルト

パウラ・ベーア/ウンディーネ
フランツ・ロゴフスキ/クリストフ
マリアム・ザリー/モニカ
ヤコブ・マッチェンツ/ヨハネス
アネ・ラテ=ポレ
ラファエル・シュタホヴィアク

メモ「東ベルリンから来た女」「あの日のように抱きしめて」のクリスティアン・ペッツォルト監督が水の精“ウンディーネ”の物語を現代のベルリンに置き換えて描いたダーク・ファンタジー・ラブストーリー。哀しい宿命を背負ったヒロインが織りなす切ない愛憎の行方をミステリアスかつ幻想的な筆致で綴る。
(by Allcinema)

ペン水を抱く女 
ハート(青)水の妖精に恋した、水槽の中の潜水夫の置物? 
いやいや。でも、2人とも人間離れしていって、ファンタジーだったんだな、と。
視線の先に抗えない運命。手の中に運命からの解放。
ベルリンを滔々と語るウンディーネの声が心地良い。

*********************************

すごく好きな雰囲気の作品。
でも、ラスト5分ですっと寝落ちするタイプでもある。
ということで、ラストは少し意味不明。

ウンディーネも人間ぽくない不思議な雰囲気だけど、
クリストフも人間だったのかな? と思ったり。

もちろん、人間なんだろうけど、
登場シーンが意味深だった。

水槽の中の潜水夫の置物。
壊れる水槽。
ラストに手に握ってる置物。

置物を落として脚を折ると、
彼も脚に怪我をする。などなど。

なんでしょ、この符号。

そして、脳死の状態での電話?
脳死だったのに、突然回復?
その時に、ウンディーネは湖の底に?

湖の底に書いてあるウンディーネの文字は、
彼女のお墓のよう。

元カレの裏切りを見て、プールに沈めて殺す。
『あなたを殺さなければ』の有言実行。
理由は、彼女が『ウンディーネ』だから?

ベルリンという場所も登場人物のよう。
博物館での説明。
車窓の風景。
電車のある風景。

2年後、で途切れる物語。

置物を手にして戻ってきたということは、
彼女から解放されたということか?

なんとも。
不思議だらけ。

そして、電話で喧嘩の場面も
めちゃめちゃ謎なのだ。

うーむ。

・・・好きだわ。

ラストの意味は、『解放』なのかな。
ウンディーヌを裏切った男は殺される運命にあるけど、
彼は生きて帰ってきたという、捻じれた愛情。

でも、彼女が溺れるというのは、なんだかおかしい。
つまりは、恋に溺れる、のメタファーなんでしょうか。

水に沈んでいるように、思考がゆらゆら。

楽しいねぇ。

ベルリンを解説する声、心地良いねぇ。
水がさらさらと流れていくような抑揚。
たらたらたら。心地よい。

ポスターの絵の場面も印象的。
昔の男を目で追う女。
女の鼓動の変化に気付く男。

いいね。
こわいね。

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