moving （movies and musicals）コミュのヘヴィ・トリップ　俺たち崖っぷち北欧メタル！

HEVI REISSU

ユッカ・ヴィドゥグレン・ユーソ・ラーティオ

ヨハンネス・ホロパイネン/トゥロ
ミンカ・クーストネン/ミーア
ヴィッレ・ティーホネン/ヨウニ
マックス・オヴァスカ/パシ
アンティ・ヘイッキネン/ユンキ
サムリ・ヤスキーオ/ロットヴォネン
ルーン・タムティ/フランク

メタル大国フィンランドを舞台に、地元の田舎で冴えないバンド活動をしていた４人の若者が、偶然掴んだチャンスをきっかけに、隣国ノルウェーで開かれる巨大メタルフェス出演を目指して繰り広げるドタバタ珍道中の行方を、メタル愛あふれる小ネタ満載に描いた音楽青春ロードムービー。
(by Allcinema)

ヘヴィ・トリップ／俺たち崖っぷち北欧メタル！

うわっ最高ｖ　フィンランドの田舎だからこそ成立するあれこれが、もう愛しくて。
オリジナル曲が誕生する瞬間とか、村人達の分かりやすい反応とか、宣材写真の撮り方とか。
あ、…レゴラスｗ

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

こ、これはちょっと、最高じゃね？の部類でした。
フィンランドの田舎の村だからこそ成立するあれこれが、愛しかったです。

さらさらロングヘアだからか、ホモ呼ばわりされてた主人公トゥロ。
ところが、ノルウェーのフェスティバルに出るとなったら、
村の英雄のように扱われて、村長直々にお礼を言われちゃうとか。

いや、メタルだよ？
デスメタルだよ？
ボーカル、デス声だよ。
さすが、フィンランドだわー

いやいや。

彼らのオリジナル曲の誕生のきっかけが、トナカイというのも土地柄。
冷凍なのかとりあえずバラバラになる前の下半身が、
機械に挟まって、キーキー音を立ててるのが、ちゃんと音楽に聞こえるんだわ。

思わぬ悲劇もあったけれど、それからの展開が最高なんだな。
ノルウェーへの国境を越えるのにひと悶着あったりとかね。
あそこで捕まえられたのは、本物のテロリストっぽかったけど、
「それは違う」と言われる国境警官･･･。

なんだかんだ、本当に楽しかった。

同じネタをアメリカでやったら成立しない。
その田舎っぽさ最高。トナカイの血を被ったシーンは壮絶。

あ、ボーカルの『マー・ライオン』が２回あったけど、
これならアメリカでも･･･（「ピッチ・パーフェクト」っすね）。

トゥロ役のヨハンネス・ホロパイネンが美青年でした。
他のバンドのメンバーもそれぞれ個性的。
ベーシストが途中から初期のKISSみたいな白塗りメイクになったのも、
お約束っぽくて嬉しかったな。

そうそう、コスプレ集団が登場したんだけど、中にレゴラスがいましたよー。
お隣はギムリだったのかなぁ？
単に、ヴァイキングのコスプレだったのかも。