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moving (movies and musicals)コミュのふたりの女王 メアリーとエリザベス

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映画Mary Queen of Scots
いすジョージー・ルーク

シアーシャ・ローナン/メアリー・スチュアート(スコットランド女王)
マーゴット・ロビー/エリザベスI世(イングランド女王)
ジャック・ロウデン/ヘンリー・スチュアート(ダーンリー卿)
ジョー・アルウィン/ロバート・ダドリー(レスター伯)
ジェンマ・チャン/ベス・オブ・ハードウィック
マーティン・コムストン/ジェームズ・ヘップバーン(ボスウェル伯)
イスマエル・クルス・コルドバ/デビッド・リッチオ
ブレンダン・コイル/マチュー・スチュアート
イアン・ハート/メイトランド卿
エイドリアン・レスター/ランドルフ卿
ジェームズ・マッカードル/ジェームズ/スチュアート(マリ伯)
デヴィッド・テナント/ジョン・ノックス
ガイ・ピアース/ウィリアム・セシル(バーリー男爵)

メモ「レディ・バード」のシアーシャ・ローナン、「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のマーゴット・ロビーが16世紀の英国を生きた2人の女王を演じた歴史ドラマ。16歳でフランス王妃となりながら、フランス王フランソワ2世崩御により18歳で未亡人となったメアリーは、故郷のスコットランドに帰国。再び王位の座に就くが、当時のスコットランドではプロテスタント教徒の勢力が増しており、彼らは女性君主は神の意に反すると、女王メアリーの存在を快く思っていなかった。メアリーは家臣の陰謀や内乱などによって何度も王座を追われそうになり、厳しい運命に翻弄されていく。
(by eiga.com)

ペンふたりの女王 メアリーとエリザベス 
ダイヤお姉様(メアリー1世)ではなく年下のメアリー・スチュアートとベスとの確執と交流。
『男ってなんて残酷』というつぶやきの通り、終わらぬ権力闘争。
ベスの繊細さと、メアリーの気高さが対照的。

**********************

邦題を最初に見た時、
メアリーはエリザベスをロンドン塔に幽閉したメアリー1世のことかと思いましたが、
そうではなく、メアリー・スチュアート、スコットランド女王でベスより年下の従姉妹の
ことでした。

メアリー1世だけでなく、こちらのメアリーも世間からは悪女呼ばわりされているようで。
(歴史の敗者にありがちな風評ですが)

ただ、この作品の表現にもあるように、現在は見直されているのかな?

この作品でのメアリーの印象は、血筋による絶対的な自信からくる強さから傲慢とも思える。
でも、ふしだらでもなければ悪女でもない。

周りの男達の権力闘争に巻き込まれて、激動の一生を送ったということかな。

ジャック・ロウデンが演じるヘンリー(メアリーの2番目の夫)が、なかなかの曲者でした。
実のところ、唯一、彼女の真の味方になるイイ男枠かと思っていたんですよ。

だって。ジャック・ロウデンだし!

まー、見た目はそれなりに素敵でしたよ。
ところが! メアリーの夫にはなるまでは雰囲気が良かったものの、
実はゲイだし、アル中だし、いっぱしに権力欲はあるしで、最悪。

メアリーのお気に入りの小姓を殺害する誓約にサインしたのに
してないとか嘘つくし…。

そーいうの、ばれるんだよー。も、しょうもない。

それでも、彼女の息子をこの世に誕生させる役割は果たしたらしい。
あの場面、凄いよね。
ただの種馬か?って言われて否定しなかったよね…。

で、彼も血筋だけは良いから、生かしておけば危険と暗殺されるー。

この事件にメアリーが関与していた説もあるけど、
この作品では、きっぱりと否定していました。

そして、メアリーの方も廃位され、イングランドで幽閉され、やがて処刑。
彼女の存在をうとましく思う男達がベスをけしかけて、結局…。
もしかすると、無実の罪かもしれないのに。

ベスは「私は男になった」で独身を貫き、メアリーのことは消したけれど、
彼女自身も、やがて消えてしまった。
一方、メアリーの息子は、後世まで血筋をつなぐ存在になるー。

ベスを演じるマーゴット・ロビーが良かった!
史実ではベスが勝者だから、もっと毅然とした態度で、
男達を動かしていたのかと思っていたけど、この作品では
迷い続けて、あらゆることを仕方なく命令していたような印象。
その迷いは、自分が過去に虐げられた存在だったからだったのかな。

同じ立場にいるメアリーに対する思いやりと共感と、敵意ー。

彼女がぼそっとつぶやく、How cruel men are. という言葉。
彼女の周りは、自分の勢力を拡大しようともくろむ男ばかり。
その為には、手段を選ばない残酷さに翻弄される彼女たち。

ベスが天然痘にかかってからの白塗りも情緒あったな。

ベスの腹心の部下、ロバート・ダドリーに似た名前の人物を演じたのは
ジョー・アルウィン。

彼、『女王陛下のお気に入り』にも出てたようで。
こちらでもハンサムでしたよー。

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