moving （movies and musicals）コミュのクリミナル・タウン

November Criminals

サーシャ・ガバシ

アンセル・エルゴート/アディソン・シャクト
クロエ・グレース・モレッツ/フィービー
デビッド・ストラザーン/テオ・シャクト
キャサリン・キーナー/フィオナ

「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルゴートと「キック・アス」のクロエ・グレース・モレッツの共演で、親友が殺された事件の真相解明に挑む高校生の姿を描いたクライムサスペンス。
(by eiga.com)

＜クリミナル・タウン＞
アンセルとクロエの初々しい青春物♪というコーティングを剥すと、
主題は「ウインド・リバー」に重なる。
現実（身近な人を失う事実）を受け入れるということと、
殺人事件に対する世間の無反応etc. 校長や警察の対応とかー

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

ねたばれ

この作品を観て「ウインド・リバー」を思い出すことになるとは、
思っていませんでした。

この２作、内容がかなり被っています。

近しい人を亡くしたという事実を受け入れることと、犯人探し。
そして、殺人の動機は殺すほどの理由でもなかったことと、
殺人が日常茶飯事の事件として扱われていて、被害者が白人でなければ、
警察は捜査を早々に打ち切るということ。

最初、校長先生の態度が不自然で、殺しに関わってる?って疑問に思ったけど、
つまりは、無関心ってことでした。

恐ろしい･･･。

でも、ティーン向けの原作だから、主人公と恋人の恋模様も描かれたりとか、
それぞれの親との交流も描かれている部分は、青春物って感じ。

アンセル・エルゴートは、身体のライン全てが曲線なので、
”ベイビー”な雰囲気なのだなぁ。

顎のラインも、鼻のラインも、唇のラインも、柔らかな曲線でできていて、
とてつもなく可愛い。

ついでに、体つきもまるっこかったな。
いつまでこの曲線を維持してくれるかなぁ。
そのうちゴツゴツになってしまうのかなぁ･･･。

（なってしまってるかどうか分からないけど、West Side Storyは楽しみ）
（あと、The Goldfinchの日本公開が決まってほしいな）

共演のクロエ・グレース・モレッツは、この作品では暴走する側ではなく、見守る側。
アンセルより大人っぽく見えたし、可愛くておしゃれさん。
アンセルとは、かなり身長差があるところも可愛く見えたなぁ。