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moving (movies and musicals)コミュの籠の中の乙女

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映画Dogtooth
いすヨルゴス・ランティモス

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メモ 2009年・第62回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でグランプリを受賞し、10年・第83回米アカデミー賞では、ギリシャ映画として史上5本目となる外国映画賞にノミネートされたサスペンスドラマ。妄執にとりつかれた両親と純真無垢な子どもたちを主人公に、極限の人間心理を描く。
(by eiga.com)

ペン<籠の中の乙女>
なかなかの衝撃作品。
人間は、知識や情報がなければ本能で補って生き抜いていくものだと感心。
一方、半端な情報は情報の欠落より生き方を歪ませる恐ろしさに戦く。
自分が偏った情報しか知らないなんて自分では分からないもんな^^;トイレ

********
危険・警告ねたばれ

なかなか衝撃的な作品。
「聖なる鹿殺し」の時も思ったけど、
やっぱり、この監督の感覚は”狂っている”なと確信。

まず、『外界の人は信じられない』という考えから、
娘と息子を寝させる親の思考回路が解せない。

プールに鯛が3匹とか
母親が犬を産むとか
ゾンビは小さい黄色い花など
知ってほしくない言葉の意味を、間違えて教える技が凄い。

猫を外界からの侵入者として惨殺したり、
猫に対抗するのに犬の真似を本気でするシュールさが不気味。

模型の飛行機が、家の外に落ちたのを拾うのに、
わざわざ車で近寄ってを1メートル進めて、車から降りずに取る技、
凄い・・・というより、呆れる。

両親から家の外に出さずに育てられた子供達に、
外界から連れてこられたクリスティーナが無駄な知識を落としていったことから、
無菌室のような家庭内に、ウイルスのように蔓延していく半端な知識や情報。

人間は、知識がなくても、それなりに生き抜いていくものだと思う一方、
半端な知識ではまともな生き方を選ぶことは困難だなという主張も感じた。

まず知識、そして本能。
この2つを武器に人間は生きていくのだな。

あ、あと暴力ね…。

そこまで頑張っても、父親の理想のパラダイスは、脆くも崩壊したんだな。

犬歯が抜けたら1人前って設定だったので、調べてみたら
確かに『乳歯から永久歯に生えかわりは最後に乳犬歯が抜けることが一般的』
って書いてあったけど、無理矢理抜くのは良くないよねぇ。

それなのに、長女は、ダンベルで歯を叩き折って、
だらだら出血したまま車のトランクで待機。

って。
いやいや、その状態では、空気も血液も足りないだろう。

天気の良い気候だったら、天国みたいな風景なのに、
娘2人も息子さんも、麗しい外見だったのに、
さりげない地獄を目撃してしまいました…。

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