moving （movies and musicals）コミュのハッピーエンド

Happy End

ミヒャエル・ハネケ

イザベル・ユペール/アンヌ
ジャン＝ルイ・トランティニャン/ジョルジュ
マチュー・カソビッツ/トマ
ファンティーヌ・アルドゥアン/エヴ
フランツ・ロゴフスキ/ピエール
ローラ・ファーリンデン/アナイス
トビー・ジョーンズ/ローレンス
ハッサム・ガンシー/ラシッド
ナビア・アッカリ/ジャミラ

「白いリボン」「愛、アムール」の2作連続でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した名匠ミヒャエル・ハネケが、難民が多く暮らすフランス北部の町カレーを舞台に、不倫や裏切りなどそれぞれに秘密を抱えた3世代の家族の姿を描いた人間ドラマ。
(by eiga.com)

＜ハッピーエンド＞
ハネケ監督の作品だから、タイトルは皮肉なんだろうなと思ってたけど、…さすがだわ^^;
生き死にを自由に操れる立場にいられることが幸せ？
どこか壊れている人間に、埋まらない距離。あれ？トビー・ジョーンズがのっぽさん。

＊＊＊＊＊
ねたばれ

ハネケ監督の作品だから、ふつーの『ハッピーエンド』を描くとは思えなかったけど、
それにしても、なんなんだー(>_<)

SNSなどの実験的な映像の細切れに、断片的なエピソード。
どこか壊れている人間に、埋まらない距離を感じる人間関係。

自分はもちろん、身近な家族の生き死にを自由に操れる立場にいるのが幸せってこと？

いやいや。

でも、13歳の娘は、友人にペットに母親に、薬を盛っていて、
ペットと母親は死んだし、
祖父のことも、誰にも気づかれずにあのまま海に放置されていれば
亡くなってしまっただろう。

祖父は、祖母を３年介護して、首締めて殺したって･･･。
そんな、秘密。

トビー・ジョーンズがイザベル・ユペールの恋人役。
彼の方が、不自然なくらい背が高かった。

２人の身長を調べたら、トビーさん163センチで、イザベルさん160センチ。
この映画での身長差は、特別製のシークレットブーツ？
こんなマジックが『ハッピーエンド』なのかな。

いやいやｗ

孫娘エヴ役のファンティーヌ・アルドゥアン、可愛かった。
見た目に反して、考えてることや、行動は怖かった。

うーむ。

音のない場面多くて、つらかったー。
（音がないと眠くなる体質なもので）
（ハネケ作品だし、観る前から分かってたけどさ）

湿気低そうな、爽やかな天気の場面が多いというのに、
内容は、じめじめ鬱屈していたな。

いや･･･。

天気が良いことで救いを残してたってことだな。