moving （movies and musicals）コミュのローガン・ラッキー

Logan Lucky
スティーブン・ソダーバーグ

チャニング・テイタム/ジミー・ローガン
アダム・ドライバー/クライド・ローガン
ライリー・キーオ/メリー・ローガン
ダニエル・クレイグ/ジョー・バング
セス・マクファーレン/マックス
ケイティ・ホームズ/ボビー・ジョー
キャサリン・ウォーターストン/シルヴィア
ドワイト・ヨーカム
セバスチャン・スタン/デイトン・ホワイト
ブライアン・グリーソン/サム・バング
ジャック・クエイド/フィッシュ・バング
ヒラリー・スワンク/サラ・グレイソン
メイコン・ブレア
ジム・オヘア
デビッド・デンマン

2013年の「サイド・エフェクト」を最後に映画監督業を退き、テレビ界で活躍していたスティーブン・ソダーバーグが、新人レベッカ・ブラウンのオリジナル脚本を映画化し、再び長編劇場映画でメガホンをとった映画監督復帰作。
アメリカ最大のモーターカーイベント、NASCARレースを舞台に、一攫千金を狙った計画に挑む強盗団の姿を、アダム・ドライバー、チャニング・テイタム、ダニエル・クレイグらの共演で描くクライムエンタテインメント。
（by eiga.com）

＜ローガン・ラッキー＞
脱力系ってことで、主役３人でのたのた動き回るのかと思ってたら、
壮大なる計画で関係者も大勢でびっくり！
計画を立てた人は心理学者（か詐欺師）になれそうｖ
一番の注目はライリー・キーオ。そりゃ出るわな、V8ネタ。

＜ローガン・ラッキー＞
アダム・ドライバーは、この作品→ＳＷと（今はガラガラの）日劇１続投だな。
ＳＷではダークサイド（に、なりきれない？）なカイロ・レンだけど、
この作品では兄の頼みを断りきれない穏やかな性格。比較するのが今から楽しみ。
（↑鑑賞したのは、去年の11/28）

＊＊＊＊＊
ネタバレあり

ローガン。
老眼。

･･･いやいや。
今回は、関係ない（笑）。

この作品、イケてない３人が、ノタノタと強盗するのかと思っていたら、
壮大なる計画で、たくさんの人々を巻き込んだ計画でびっくり。

ケーキもらった女性とか、
紫のムスタングの女性とか、
結果的に協力したことになってたけど、
彼女達は、単に彼らの作為にハマっただけだよね？

一方、大々的に協力していたのが、刑務所の人達。

ジョー（ダニエル・クレイグ）がアフリカ系の囚人に
話を持ちかける場面はあったけど、
囚人の皆さんで全面協力になるとか、
刑務所の管理者の動きも予想通りとか、ほんと、びっくり。
（あ、これはフィクションだった･･･。）

ということで、予定通り脱獄していたジョーは
消防車で刑務所に帰還できました、とｖ

チャニング・テイタムのだらしない体型とか、
アダム・ドライバーの垢抜けてない感じが新鮮。
ご本人達も、楽しんで演じていたような気がする。

あ、アダムのバーテンダーとしての腕前は、
なかなかのものでしたよ。

ところで、『氷はない』というのは、実社会ネタ？
何かのパロディ？

そして、強盗話がメインでありながら、同時進行していたホームドラマが
作品のスパイス･･･どころかメイン・ディッシュ並に美味しかった。

冒頭でジミー（チャニング・テイタム）が、理不尽な理由で仕事を解雇されてしまう。
で、怒りが沸点に達した状況で掛けた音楽が「カントリー・ロード」。

この状況で聞きたくなるのはデスメタル辺りだろうと思ったところの反則技？
いやいや、それだけ、この曲が好きってことなんですね。

そして、娘が美少女コンテストで、時間ギリギリに会場に現れた父親の為に
用意していた曲も小道具も捨てて歌い出したのも「カントリー・ロード」。
アカペラで歌う彼女の健気なこと！

･･･ってその場面では思ったけど、
みーんな、素直に感動していたけど、

次の場面で娘はちゃっかりコンテストに優勝してたから、
『このシチュエーションでこの曲ならいける！』と計算していた可能性も
あるかもしれないなって思ったりも（おい）。

マッドマックスFRのブライドのひとり、ケイパブル役の
ライリー・キーオが、ローガン兄弟の妹メリー役でした。

字幕に『Ｖ８』が出てくる心配りが嬉しい。
車の運転が得意という設定も素晴らしい。

アダム・ドライバーは、この作品→スターウォーズ最新作と、
出演した作品が２作続いていたんですよねぇ。

この作品のアダムは、寡黙でシンプルな思考回路で、
兄貴の言うことに従ってあげてる出来た弟、クライドでした。

カリフラワー。

作戦の為とは言え、刑務所に自ら入ってあげるとか、偉いなぁ。
（ん？　『偉い』って使い方が間違ってるかもしれない･･･。）