moving （movies and musicals）コミュのパッション・フラメンコ

Sara Baras. Todas las voces

ラファ・モレスぺぺ・アンドレウ

* サラ・バラス
* ティム・リース
* ホセ・セラーノ

現代フラメンコ界を代表するスペインの女性ダンサー、サラ・バラスにスポットを当てたドキュメンタリー。本作ではパコ・デ・ルシアら6人の巨匠にオマージュを捧げた舞台「ボセス　フラメンコ組曲」初演までの3週間と世界ツアーに密着。フラメンコダンサーとしての挑戦はもちろん、母や女性として奮闘する姿も映し出す。
（by eiga.com）

＜パッション・フラメンコ＞
原題は『本人名＋公演名』。本人＝サラ・バラスの独白で構成された公演記録。
心のままに踊る迫力に圧倒され、バランス感覚に優れた人間としての魅力にも惹かれた。
周りの人までも高みに引き上げていくカリスマ性、凄い！

分かりやすいような、意味不明のような、の邦題
原題は、サラのフルネーム(Sara Baras)と公演名(Todas las voces)。

本人が自分自身のことを語っているので、
自分のイメージを壊すエピソードを語ることはなく、
ノスタルジーと希望と現在を肯定的に捉える強固な意志を伝えている。

フラメンコの自由さが良かったなぁ。
それは、サラが作り上げたものなのだろうけど。

子供の扱いが変わっていたなぁ。
可愛いかったなぁ。

ドキュメンタリーは苦手なので、最初は眠くて結構危険だったけど、
珍しく、途中から覚醒。

脚が刻む高速ステップが、人間技じゃなくて、
途中でクルクルっとターンするのも目に見えない速さ。
でもドレスの裾やフリンジがふわーって広がっているので、回ったのだと分かる。

あれだけの踊りをこなしていたら、
きっと身体には負担がかかっているはず。
メンテナンスが大変だろうな。

そして、リーダーとしての資質だ、うん。
（な、なんだこの唐突の締めは？）