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moving (movies and musicals)コミュのヒトラーへの285枚の葉書

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映画ALONE IN BERLIN
いす ヴァンサン・ペレーズ

エマ・トンプソン/ アンナ・クヴァンゲル
ブレンダン・グリーソン/ オットー・クヴァンゲル
ダニエル・ブリュール /エッシャリヒ警部
ミカエル・パーシュブラント /プラル大佐
モニーク・ショーメット
ヨアヒム・ビスマイヤー
カトリン・ポリット
ラース・ルドルフ
ウーヴェ・プロイス
ダニエル・シュトレーサー
レイナー・エッガー
カタリーナ・シュットラー
ルイス・ホフマン

メモ ナチス時代のドイツを生き抜いた作家ハンス・ファラダが、当時のベルリンで実際に起きた事件を基に書き上げたベストセラー小説『ベルリンに一人死す』を、俳優で本作が長編監督3作目となるヴァンサン・ペレーズが映画化したヒューマン・ドラマ。ごく平凡な労働者階級の夫婦が息子の戦死をきっかけに、自らの尊厳を守るためにナチスへのささやかながらも命がけの抵抗運動へと身を投じていく姿を描き出す。
(by allcinema)

えっとー、邦題が長くて覚えられません。
285枚と明示せずに、何通置けるのかは本編を観てのお楽しみにしてくれてもいいのに。

タイトルがドイツ語らしかったので(Jeder stirbt für sich allein かな?)、
使用言語もドイツ語かと思ったら、上映版のタイトルは英語(ALONE IN BERLIN)で、
言語も英語でした。

だから、ドイツ人のダニエル・ブリュールも英語を話してるんだけど、
彼だけは途中からドイツ語を話してる気がする空耳状態でした。

んで。

主人公夫婦が行った『カードにヒトラーへの批判を書いて人目につくところに置く事』って、
現代に置き換えれば、架空のアカウントで政権の悪口をSNSで叫んだようなもの。

Twitterなら、いくら叫んでも、RTされなければ世間には広がらないし、
当時のような情勢ならRTさえ犯罪扱いされるから、無視される可能性も高い。

夫婦が行っていたのは、そんな程度のこと。
そして、史実として、そんな程度のことさえ許されない社会を作り上げられてたということ。

こわいこわい。

どこかに「ヒトラーの希望は命令と同じ」という意味の台詞があった。
これって、某疑惑のニュースに出てきた「総理のご意向(は命令と同じ)」と
同じじゃないかと軽く戦慄。

ダニエル演じるドイツ人警部も、正義の人であり、職務に忠実な人だったけれど、
だんだん、その2つが両立しなくなる。

そして、冤罪でゲシュタポが逮捕した人を、自殺に見せかけて、射殺。
彼の考えでは、拷問を受けるよりはまだマシだから射殺したのだろうと推察。

オットー(ブレンダン・グリーソン)を逮捕した後でも、
死刑に処される前に何か必要なものはないかと尋ねている。

そこでリクエストされた紙とペンは渡せなかったけれど、
ラストは集めたカードを窓からばらまいて、・・・。
彼の、せめてもの犯行。

善行は、社会規則より優先されることはないと思っていた方がいい。
もちろん、抵抗は可能だけれども。

夫婦と親しかったユダヤ人の老婆も、夫婦に匿ってもらうと
夫婦が犯罪者になるからという気持ちから飛び降り自殺してしまった。

そんなの、間違ってる。
でも、あの時代には、それが理に叶った行動だった。

そして今、あの時代と同じになってしまったら、善人でいることが
犯罪者になるということと同義になるかもしれない。

・・・大袈裟、だと思う? 

そうであってほしいな。

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