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moving (movies and musicals)コミュのマン・ダウン 戦士の約束

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映画MAN DOWN
いす ディート・モンティエル

シャイア・ラブーフ /ガブリエル・ドラマー
ジェイ・コートニー/ デビン・ロバーツ
ゲイリー・オールドマン /ペイトン
ケイト・マーラ /ナタリー・ドラマー
クリフトン・コリンズ・Jr/ チャールズ
トリー・キトルズ/ ミラー
チャーリー・ショットウェル/ ジョナサン・ドラマー
ホセ・パブロ・カンティージョ/テイラー

メモ 「トランスフォーマー」「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」のシャイア・ラブーフがアフガニスタンの過酷な戦場から帰還した海兵隊員を演じるサスペンス・アクション。復員兵の心の傷に焦点を当て、帰還した主人公を待ち受ける不条理な運命を斬新な構成で衝撃的に描き出す。
(by allcinema)

危険・警告ネタバレ

「戦士の約束」という副題があるけど、不要かなぁ・・・。

副題と言えば、Hidden Figuresに内容とは違う副題をつけて、騒ぎになって
副題が削除されたというニュースが最近ありました。

洋画に内容説明邦題がつけられるパターンは、いつから定着したのかな。
全てがダメとは言わないけど、酷い邦題が多いと常々思っていたので、
今回のニュースは、少し嬉しかったです。
これから、安易な副題はつけない方向になっていくと良いけど、どうでしょう。

で、この作品。

予告編では、壮大なSF?
ファンタジー?
がっつり戦争映画?
それともアクション物?
と、作品のジャンルを掴めない違和感を抱いたまま鑑賞。

その違和感は作品が始まってからさらに強くなり、
その違和感が解消されたのは、ほぼクライマックスに入ってから。

なんと、戦争従事者のPTSD心理状態を映像化したような作品でした。
だからこその違和感だったのでした。

ガブリエルの目に映った荒廃した故郷の映像は、
戦場で心を病んでしまった彼が観ている幻想。

戦場で母親と幼い息子という民間人を殺害してしまったこと、
彼女の攻撃で仲間が戦死したこと、
そして、親友のヘルメットに残っていたパスワードで彼が自分の妻の関係を
知ってしまったこと。

戦地での体験ですっかり心のバランス崩してしまったガブリエルは、故郷に戻っても、
静かで平和な場所をそのまま受け入れられず心の闇を投影してしまう。
自分の目に映るくすんだ空の荒廃した世界で妻や子供を守ろうとして
戦地にいるかのように“活躍”する。

現実の妻と子供は安全な場所にいて、主人公自体が危険な存在に
なっているのに、それが全然分かっていない。
下手すると、無差別発砲事件を起こしていたかもしれない。

故郷で一緒に行動してる親友の姿も、幻想。
もう、既に彼は死んでしまっているのだから。

そして、怯える子供を守る(じゃなくって人質にして)、
(妻だと認識しないまま)妻に銃を突きつけ、「妻はどこだ!」と怒鳴りつけ、

自分が怒鳴りつけていた人物が探していた探していた妻だとわかった時点で
SWATと思われる攻撃で射殺される・・・。
彼の悲劇は、射殺される直前に心が通じただけ救いがあったと思いたい。

そして、息を引き取る直前に、息子に約束した手紙を手渡す。
原題man downの本来の意味と、息子との約束で決めた意味が交錯する。

うう。

もし、ガブリエルが戦争に出なければ、息子と戦争ごっこでもして遊ぶ
面倒見の良い、理想的な父親だったのかもしれなかったのに、ね・・・。

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