moving （movies and musicals）コミュのブラインド・マッサージ

推拿

ロウ・イエ

ホアン・シュエン/ シャオマー
グオ・シャオドン/ ワン
チン・ハオ /シャー・フーミン
メイ・ティン /ドゥ・ホン
ホアン・ルー/ マン
チャン・レイ/ コン

「二重生活」のロウ・イエ監督がビー・フェイユによる中国の同名ベストセラーを原作に、マッサージ院で働く視覚障害の若者たちの等身大の愛と欲望を鮮烈に描いた群像ドラマ。
（by allcinema）

うーむ。
なんだか、期待したのと違った。
何を期待していたのかもよく分からないけど。

鮮血が目に突き刺さるような迫力で使われてた。

始まって５分で、ある人物が割った食器をナイフ代わりに首にあてて、
キキーっと切れ目を入れる。

その傷から付近の壁や床に飛び散る真っ赤っかな血。

次に、弟の借金を取り立てにやってきたヤクザに対し、
婚約者と駆け落ちしてきたワンが、
胸や腹に出刃包丁で切り込み入れるパフォーマンス。

ここでも、床を染める真っ赤っかの血。

そして、ラストは飲み会で院長のひとりがトイレで吐血。
ここも、トイレの床一面にが真っ赤っかの血。

これはストレスからくる胃かいようだったのかな？
その後の場面でも普通に生きていたので。

シャオマーの視力は、いきなり回復したのかな？
それとも？
いや。美人に美人って言ってるんだから、
回復したと解釈するのが正解なんだろうな。

オープニングのクレジットで監督やキャストの名前を読み上げていたのは、
（普通は音楽が流れていたりして、読み上げることはないですよね）
視力のない人向けの配慮だったんだな、と、途中で気付く。

そうなると、鮮血描写も、視力が弱い人向けの表現だったのかな。
個人的には、あまり目にしたくない描写でした。

ま、どういう作品なのか見て、確認できて、良かったかな。