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moving (movies and musicals)コミュの沈黙 -サイレンス-

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映画SILENCE
いす マーティン・スコセッシ

アンドリュー・ガーフィールド/ロドリゴ
アダム・ドライヴァー/ ガルペ
浅野忠信/通辞
キアラン・ハインズ
窪塚洋介/ キチジロー
笈田ヨシ
塚本晋也/ モキチ
イッセー尾形 /井上筑後守
小松菜奈
加瀬亮
リーアム・ニーソン /フェレイラ

メモ遠藤周作が信仰をテーマに、世界の不条理と人間の本質に深く迫った日本文学の金字塔『沈黙』を、長年映画化を熱望してきた巨匠マーティン・スコセッシ監督が、原作との出会いから28年の時を経て遂に撮り上げた渾身の歴史ヒューマン・ドラマ。非情なキリシタン弾圧が行われている江戸初期の長崎を舞台に、自らの信仰心を極限まで試される若いポルトガル人宣教師の壮絶な葛藤の行方を力強い筆致で描き出す。
(by allcinema)

真面目な感想はさておき、キチジローの『ゴラム感』が素晴らしかった。

キチジローの場合、ゴラムの指輪に相当するのが『生き延びること』対する執念。
生き抜く為の変わり身の早さと、すぐに反省して懺悔するイライラさせる感じと、
腹の内が黒い訳ではない純粋な瞳の光と、細い手足と四つん這いになって走ったりする
アクション、全てがゴラムっぽさに通じる。

同じように例えるなら、ロドリゴはフロドっぽかったかな。
純粋さと、ラストに堕ちるところと。

村で『4人を人質に出せ』と責められる場面で、ロドリゴは踏み絵OK、
ガルベは駄目だったのが、その後の生き方を暗示していたな。

フェレイアが語る日本人観が的を得ていて感心した。

『どんなものでも柔軟に取り入れるが、我流に変えてしまう変な国、日本』に
気付き、適応したフェレイラは狡いのではなく賢いなと思うけれども、
本来の布教の目的からすれば明らかな裏切り。

そして、彼の生き方に追随するロドリゴの、”棄教”以降の穏やかに死んだ瞳がやるせない。
妻が手にそっと十字架を忍ばせてくれたって事は、本当は信仰を捨てなかったということ
なんだろうけど。

目の前で苦しんでいる人を助けるという行為は、『諦め』だろうか、『選択』だろうか。

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