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moving (movies and musicals)コミュのベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ

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映画GENIUS
いすマイケル・グランデージ

コリン・ファース /マックス・パーキンズ
ジュード・ロウ/ トマス・ウルフ
ニコール・キッドマン /アリーン・バーンスタイン
ローラ・リニー/ ルイーズ・パーキンズ
ガイ・ピアース /F・スコット・フィッツジェラルド
ドミニク・ウェスト/ アーネスト・ヘミングウェイ
ヴァネッサ・カービー/ ゼルダ・フィッツジェラルド

メモ ピュリッツァー賞作家A・スコット・バーグによる全米図書賞受賞の評伝本『名編集者パーキンズ』を豪華キャストで映画化した伝記ドラマ。アーネスト・ヘミングウェイやスコット・F・フィッツジェラルドを発掘した伝説の名編集者マックス・パーキンズと彼に見出された若き天才作家トマス・ウルフの知られざる交流の日々を、小説の編集という作業を通して紡がれる2人の葛藤と絆とともに描き出す。
(by allcinema)

ペンつぶやき

ペン<ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ>どこでも&いつでも帽子をかぶっている、落ち着いた雰囲気の紳士コリン・ファースと、前髪があって目をくるくるさせて大声でまくしたてる若者ジュード・ロウ、どちらも魅力的。屋上から見下ろす起点の風景。

ペン(ちょっと誤差あるかもだけど^^;)コリン・ファースとジュード・ロウの年齢差は13歳差(56歳と43歳)で演じた2人(マックス・パーキンズとトマス・ウルフ)は16歳差。で、「天使よ故郷を見よ」を出版した時点で45歳と29歳。

ペン<ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(2)>NYが舞台の米国人の作家と編集者の話だけど、作品の雰囲気は英国っぽい落ち着いた雰囲気(キャストもスタッフも)。実話を元にした話だけど、台詞に小説の文章が多くてフィクションのような芳香。

ペンって、めっちゃカタい表現になっちゃったけど、今回何より心を奪われたのはコリン・ファースの笑顔! ジュード・ロウの表情表現が大仰だからあまり目立たないけど、ほんっとに素敵でした。原石を見つけた時、作家と心が通じた時、久々の再会などなど。

ペン<ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(3)>トムの文章はだらだら長くてどこで切れば良いのか分からないのに、淀みなく朗読してるマックスって、ほんっと理解者だな。ジャズにインスピレーションを受けた独特のリズムの文章、好きだなぁ。

ペンんで、昨日観た映画(永い言い訳)のメールの下書きに残っていた言葉をアイリーンがトムにぶつけていて、ちょっと苦笑した。ほんと、自己愛の強い小説家って。

『あなたにはもう何の感情も抱けない。』

*****

危険・警告ねたばれ

初回。

コリン・ファースとジュード・ロウって何歳差だっけ?
そして、演じてた実在の人物の年齢は?
ってことが気にしつつ鑑賞。
息子ほどの年齢差、少なくとも、精神年齢はそのくらいだったな。

そして、2人で本を編集してベストセラーになって、間柄も戦友・親友になって、
でも、大人の気遣いが出来ないトマスにキレて、手を放して・・・。

その後、2人の交流は切れてしまったようだけれども、
病気で早逝したトマスの遺書は、彼への感謝の言葉だった。

トマスの死後に、マックスの元に届いた彼からの手紙を読む場面。
そこで、マックスはいつでも被っていた帽子を、初めて、頭から外す。

会社でも、家でも、仕事中でも、移動中でも、パジャマの時でも、葬式でも
決して外すことのなかった帽子を・・・。

台詞でも表情でもなく、帽子を取るという動作だけで、『最上級の敬意を表する』
という意味になる、全篇を通した壮大な伏線が回収されたラストシーンでした。

そして、前髪があるとちゃんと若者に見えるジュード・ロウにも驚きました。
前髪だけでなく、不遜な若者の雰囲気があってこそだけれども。

*****

2回目。

やっぱり、好きだなぁ。

監督は舞台演出家らしいけど、映像はそんなに舞台っぽくはない。
台詞回しは、言葉の流れていく感じが素敵で、ずっと聴いていたい感じ。

パーキンズ(コリン・ファース)が記憶以上に笑顔を見せていて意外でした。
ジュード・ロウの大仰な表情に隠れていただけだったんだな。

****

3回目。

この作品は実在の米国人の作家と編集者の話で、舞台は主にニューヨークなんだけど、
主要キャストは英国人で、撮影も英国にて行われたとのこと。

それに、実在のトマス・ウルフは大柄で大食漢で騒々しい人物だったらしいけど、
ジュードの演じるトマスは、性格は再現しているけど体格は再現していない。
多分、体格も含めてということなら、ジョナ・ヒル辺りが適役だったのではないかな?

ということで、米国の話だけど、かなり英国的。
事実を忠実に再現というより、英国風にアレンジしたとも思える。

台詞をだいぶ聞き取れるようになってきて、
原題のgeniusという言葉が何回も出てくるのは分かるようになった。

アイリーンが皮肉っぽく言う、『天才的な』編集者。

トムの処女作に対し世間から寄せられた『天才』という賞賛。

次回作の評判に関して、マックスがトムに送った電報の文章の言葉。

そして、フィッチェラルドがトムを諭す時の台詞にある“genius friendship”。
恐らく、『献身的』な友情。
(って観ている時は思ったけど、ここはgenerousの聞き間違いかもしれない。)

この作品の台詞を全部覚えたいくらい好き。
落ち着いたトーンの音楽もなかなか良い。

マックスが両腕を広げる場面が好き。
1つは、トムが2作目の原稿の束・・・というか、箱を編集室に持ち込んだ時の、
「もう、家に帰って休みなさい。」のジェスチャー。

もう1つは、もうトムと決別した後、ナンシーが、「もう、トムは来ないの?」って
聞いてきた時の『こっちにおいで』のジェスチャー。

この場面のナンシーの“Poor daddy”.というナンシーの言葉にしみじみ。
ビルボの“pity”に通じるような切なさ。

トムが大好きなマックスの娘ナンシーちゃん、好きだな。
ほんの一瞬だけど、トムの膝に乗って楽しそうに笑い合ってる場面があって、
嬉しくなったり、その後余計に切なくなったり。

ニコール・キッドマンが演じるアイリーンの存在も面白くなってきたな。

トムを最初に見いだした人であり、
トムをマックスに奪われたと思った人。

ピストル持ってきたりとか、自殺未遂とか、めっちゃ迷惑な存在だけど、
気持ちは分かる。

トムの文章はだらだら長くて切れどころが分からないのに、それを淀みなく朗読するマックス。
熟読して意味が分かっていないと出来ないことだよね。
編集者としての愛情をひしひしと感じる朗読。

トムの文章の独特のリズムも好きだな。
ジャズの音にインスピレーションを受けたってのも分かる。

言葉の意味が分からなくでも聞いていたい感じ。

DVD/Blu-rayは、3/3発売予定。もうすぐですね。

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