moving （movies and musicals）コミュのロング・トレイル！

A WALK IN THE WOODS

ケン・クワピス

ロバート・レッド/フォードビル・ブライソン
ニック・ノルティ/ スティーヴン・カッツ
エマ・トンプソン /キャサリン・ブライソン
クリステン・シャール/ メアリー
ニック・オファーマン
メアリー・スティーンバージェン

　人気ノンフィクション作家ビル・ブライソンのベストセラー紀行本『ビル・ブライソンの究極のアウトドア体験　北米アパラチア自然歩道を行く』をロバート・レッドフォードとニック・ノルティの共演で映画化したコメディ・ドラマ。全長約3500kmの“アパラチアン・トレイル”踏破という無謀な冒険に挑戦した悪友２人が、老体に鞭打ちながら繰り広げる珍道中の行方をユーモラスに綴る。
（by allcinema）

ねたばれ

ロバート・レッドホードとニック・ノルティの山歩き映画。
トレッキングと言うより、お散歩って感じの緩さ。歩きも、展開も。

そして、過酷な状況にあっさり引き返すものまた一興、な作品。
もっと、色々な風景が楽しめるかと思ったんだけどなー。
結構、道半ばで挫折、ま、それもいっか、みたいな？

途中で出会った、それなりに若い女性メアリー（独身で、ちょーおしゃべり！）
は、強烈なキャラクターだった。

一応、彼女を巻くことには成功していたけど、彼等が危機に陥った時に再登場するのでは
と予想。だけど、行き違いの若者に、伝言を残しただけで消えてったなぁ。

再登場したのは、イケメン親切な若者２人。

最初、川を渡ろうとするところでヘルプを申し出た時は断って、
老人たちは、彼等に嫉妬を感じてぶつぶつ言ってたけど、
崖から落下してしまった時に通りがかった時は、『いい若者』に昇格。

他に、モーテルで、メアリー・スティーンバージェンが登場。
でも、それほどいい仲になる訳でもなく、それどころか
ニックが人妻に手を出したせいで、赤い車の太ったおじさんに
追いかけられて、逃げ出したから、もしかして宿泊代払ってないかも？

ビル（ロバート・レッドフォード）がしし座設定は、分からなくもないけど、
スティーブン（ニック・ノルティ）が天秤座設定だったとは信じられない。
（そう思う自分は天秤座ｗ）

そして、男２人が大自然をてくてく歩いていく姿は、
遠景から観ると、フロドとサムのようにも見えて和みモード。

彼等と違って、苦難に遭ったらさっさとリタイアする２人だし、
ニックとサムじゃ、キャラクターが違い過ぎるけれども。

ジェニー（メアリー・スティーンバージェン）のところのおばあさんは不思議だったなぁ。
どういう人だったんだろう。
耳は聞こえているようだし、目も見えているようだったけれども？
ボケが入ってるってこと？

満点の星空。
雨やら雪やら、スリーシーズンテントやら。
黒いボックスキャビンで、スコーピオンズのハリケーンが流れるとか。

この車でずるした方が、結果的には面白い風景を楽しめただろうにと
ちょっと惜しい気もしたな。

ニックからサインをもらおうと思って失敗した店員さんが
ちょっとイライジャ似。ほんのちょっとだけど。

禁酒、牢獄での地獄の日々。
それよりマシなサバイバルなお散歩。

虹はなかったなぁ。

ま、ゆるゆると楽しめました。