moving （movies and musicals）コミュのサウスポー

SOUTHPAW

アントワーン・フークア

ジェイク・ギレンホール/ ビリー･‘ザ･グレート’･ホープ
フォレスト・ウィテカー/ ティック・ウィルズ
レイチェル・マクアダムス /モーリーン･ホープ
ナオミ・ハリス /アンジェラ・リヴェラ
カーティス・“50 Cent”・ジャクソン/ジョーダン・メインズ
ウーナ・ローレンス/ レイラ・ホープ
ヴィクター・オルティス
ボー・ナップ
ミゲル・ゴメス
スカイラン・ブルックス
クレア・フォーリー
リタ・オラ
ロイ・ジョーンズ・Ｊｒ

ジェイク・ギレンホールが、どん底からの再起に懸ける元世界チャンピオンを熱演したボクシング映画。失われた名誉と家族との絆を取り戻すため、再びリングを目指す男の姿を迫力のボクシング・シーンとともに描き出す。
（by allcinema）

原題そのままカタカナ邦題が好もしい。

ジェイクの狂気と正気が楽しめる作品。
前半は狂気、バーでウィテカーに『自分が見えてないと』諭されてからは、一気に正気。

ストーリーは、定型物。
堕落のきっかけが、妻が射殺される事件というのが目新しいけど、
誰が犯人だったのかは全然問題じゃなくてスルーされてる感が不思議な感じ。

挑発に乗ってしまった自分自身がいけないのだと思っているということなのかな。

で、金のことしか考えてない周囲の人間はあっさりと立ち去り、
気付いたら借金だけが残り、娘とは引き離されていた・・・。

そして、ウィテカーさんの子供向けジムで再起をかけて、
昔の彼のことを商品としか思っていない男に試合をセッティングしてもらって、

母親から試合を観ることを禁じられてた娘は控室で観戦して、
で、･･･（って、ここの映像処理が酷くて、一瞬涙がひっこんだ）。

娘役の子役が凄い。
魔性の女ごとく、父親を翻弄してました。

最初は「どーして一緒に暮らせないの？」と泣きわめいて寂しがって、
やがて会いにいっても拗ねて会見を拒否するようになり、
そのうち態度を軟化させて、ふてくされながらも会うようになり、
裁判所で同居を認可されなかった時には、素直に泣きわめき、
やっと同居できたら、「試合を見に行く」って、すっかり大人の表情で決意表明。

娘役を演じていたのは、ウーナ・ローレンスちゃん。
眼鏡をかけてたけど、かなりの美人に思える。
これから活躍するかな？

妻役のレイチェルは、すぐ殺されてしまったけど、魅力的だったなぁ。
中盤や後半で過去映像として彼女が登場するかと思ったら、全然登場しなかったのが、意外だった。

やっぱ、娘がヒロインの作品だったのかー。