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moving (movies and musicals)コミュのバンクシー・ダズ・ニューヨーク

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映画BANKSY DOES NEW YORK
いす クリス・モーカーベル

メモ世界で最も有名な正体不明のアーティスト、バンクシー。
2013年10月1日、彼がニューヨークの街全体を展覧会場として、
1ヵ月間毎日1点をどこかの路上でゲリラ的に発表すると宣言した。
本作は、作品を求めてニューヨーク中を駆け回るファンや、
それを手に入れて高く転売しようと目論む者、“違法な落書き”を
取り締まろうと躍起になる警察当局など、人々を狂騒の渦に巻き込んだ
前代未聞のアート・プロジェクトの1ヵ月間を記録したドキュメンタリー。
(by allcinema)

あっという間に消えてしまったバンクシーの作品を鑑賞できるだけでなく、
彼の作品を巡る人間観察においても面白い仕上がりのドキュメンタリー。

彼の作品において特に価値があるのが『話題性』だということも、よく分かる。

自分の所有地にバンクシーの作品を見つけた家族の騒動とか、
匿名で売られていた60ドルのスプレー画に対する人々の反応とか。

『そりゃ、いい気味w』だったり、
『なんて、素敵w』だったりと、
様々なドラマが「バンクシー」の名のもとに繰り広げられる。

壁に落書きするということは、確かに迷惑行為で、
でも、彼の場合はただの壁に芸術的価値が生まれて、
歓迎する人も、妬む人も迷惑に思う人も出てくる。

彼の作品で金儲けをしようとする人々にはムカついたけど、
作品を白スプレーで塗り潰してしまうのはもっとやるせない。

でも、彼の場合は、そういう措置も含めて『作品』なんだろうなぁ。

気に入った作品は。ハートの赤い風船。
この時のファンの反応も可愛くて♪
自分が入って写真が完成とか、素敵ですv

あと、暴走馬の作品には圧倒されたし、
ぬいぐるみがトラックに載せられてる作品も、
めっちゃ皮肉が効いてて切なくて良かったな。

そして、守れなかった5ポインツの壁画。
その事実が、現代の価値観を象徴しているようでした。

彼自身は新しい存在だけど、古いもの=5ポインツのグラフィックアート=を擁護して、
新しいもの=無機質な高層ビル=を批判してるってところが面白い。

作品公表期間1か月の内、1日だけ『警察に妨害されたので今日はなし』という日があったけど、
これは最初から『そういう作品』だったのかもという気がする。

実際は、どうだったのかなー?

そして、誰かが、彼の作品には制作協力者がいるはずと言ってたけど、
そういう見えない存在までもが彼の作品の一部なんだろうなとも思ったり。

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