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moving (movies and musicals)コミュのオマールの壁

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映画OMAR
いす本ふくろハニ・アブ・アサド

アダム・バクリ/オマール
リーム・リューバニ/ ナディア
サメール・ビシャラット/ アムジャド
エヤド・ホーラーニ/ タレク
ワリード・ズエイター /ラミ捜査官

メモ「パラダイス・ナウ」のハニ・アブ・アサド監督が、高い壁で分断された占領下のパレスチナを舞台に、
イスラエルへの抵抗に立ち上がったパレスチナ人青年が辿る過酷な運命をサスペンスフルに描いた社会派ドラマ。
(by allcinema)

危険・警告ネタバレexclamation ×2

主人公の青年はパン職人。
パン職人があんなにイケメンなんて、パテスチナっていい所だな(おい)。
彼が作っていたパンは、とてもシンプル。
「ホブズ」というアラブのピタパンらしいですが、種類はプレーンとセサミくらい?
検索したら、このパンを食べるイベントがUPLINKで開催されていたそうで。

http://www.uplink.co.jp/event/2016/43888

作品のメインテーマは『裏切り』だったかも。

この作品を観ていたのが『1789』上演期間だったので、
どこかリンクする内容があるかと思ったら、かすりもしなかったな。

それが、現実。

ヘブライ語のジョーク、・・・というか、
オマールが知ってるヘブライ語が『ママ』と『スパイダーマン』というのが可笑しかった。
それなら私も知ってるから!

ところで彼の脳内のスパイディはトビーなのかアンドリューなのか、どっちだろう。
さすがに、トム・ホランドではないはず。

他に出てきたハリウッドネタは、ブラッド・ピッド。
彼は、パレスチナでも有名なんだな。

壁を越えるという行為。

生活圏を高い“分離壁”で分断されているパレスチナの風景。
友人や恋人に会いに行くために、横断歩道を渡るのと同じ感覚で壁を乗り越えていく。

最初は軽々と、まるで羽でも生えたように壁の向こうに消えていったけど、
最後は、自分ひとりでは越えられなくて、親切な通行人に助けてもらってようやく上に辿り着く。

そうなってしまったのは、体力の衰えより、気力の衰えの方が大きいような気がした。
希望があれば、軽々と越えられる壁でも、
絶望を背負ってしまったら、壁は果てしなく高く、立ち塞がる。

鑑賞前に『エンドロールが無音だ』ということが話題になっていて、
どういうことなのかな?と思っていたのだけれど、

・・・そういう意味だったのか。

裏切りに次ぐ裏切り。
仲間さえも、いや、最後は同じ立場の仲間だからこそ信じられなくなる展開。

それでも、最後の裏切りは敵に懐いたように装った上での、敵に対する裏切りだった。

オマールを操ってきた捜査官に銃を向けたオマール。
その企みは成功したけれども、次の瞬間には、その場にいた警備兵3名によって、
オマールも瞬時に射殺されてしまったのだろうと思われる。

その前に映画は終わってしまうから、銃声は映画館には響くことはなく、
無音でエンドクレジットが画面を流れていくだけで、後は鑑賞者の想像に任せる形になってましたが、

うん、多分、そういう意味。

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