moving （movies and musicals）コミュのクリムゾン・ピーク

CRIMSON PEAK

ギレルモ・デル・トロ

ミア・ワシコウスカ/ イーディス・カッシング
ジェシカ・チャステイン /ルシール・シャープ
トム・ヒドルストン/ トーマス・シャープ
チャーリー・ハナム/ アラン・マクマイケル
ジム・ビーヴァー /カーター・カッシング
バーン・ゴーマン
レスリー・ホープ
ダグ・ジョーンズ
ジョナサン・ハイド
ブルース・グレイ

「パンズ・ラビリンス」「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロ監督が
ミア・ワシコウスカを主演に迎え、古びた大きな屋敷を舞台に怖ろしくも美しい
幽霊譚を描いたゴシック・ホラー。
　20世紀初頭。富豪の父カーター・カッシングと２人でニューヨークに暮らす作家の卵、
イーディス。母は彼女が少女の時に他界するも、幽霊となって彼女の前に現われ、
“クリムゾン・ピークに気をつけなさい”と謎めいた警告を残すのだった。
（by allcinema）

ねたばれ

ギレルモ・デル・トロ監督の、趣味に走った映像美を堪能。
ストーリーは期待しない方が良いと言われていたので、
最初から映像を楽しむ気分でした。

意外だったのが、シャープ家の２人が人間だったこと。
てっきり、ヴァンパイアだと思っていました。

イーディスが彼らが写っている古そうな写真を見つけたところで
『思った通り』って思ったんだけど、なぁ。
でも、ふつーに刺されて死んで、幽霊になっていたもんなぁ。

トム・ヒドルストンの中性的な麗しさを堪能する作品でもありました。
ルシールと絡んでいたトーマスが、イーディスの方を向いた時の表情が絶品。

ルシールは、ずっとあの幽霊屋敷で地縛霊として過ごしていくのかな。
『誰も住んでいないのに、ピアノの音が聞こえる』、みたいな存在として。

麗しいトムとジェシカと対照的に、足の着いた人間っぷりのチャーリー・ハナムも
素敵でした。

アラン（チャーリー）がいなかったら、イーディスは殺されていたかな？
それとも、トーマスが頑張ったかな?

ヴァンパイアみたいなシャープ家の方達のひんやり感と対照的な、
イーディスの体温ありそうな生命力オーラもステキでしたわ。

ま、確かにストーリーは類型的だったけど･･･、映像堪能目的でiIMAXで観たいな。
（って、日本でのIMAX上映は、最初っからありませんでしたが^^;）