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moving (movies and musicals)コミュの涙するまで、生きる

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映画LOIN DES HOMMES
いす本 ダヴィド・オロファン

ヴィゴ・モーテンセン/ダリュ
レダ・カテブ モ/ハメド
ジャメル・バレク
ヴァンサン・マルタン
ニコラ・ジロー
ジャン=ジェローム・エスポジト
ヤン・ゴヴァン

メモ 『異邦人』などで知られるノーベル文学賞作家アルベール・カミュが、
フランスとアルジェリアの狭間で経験した自らの苦渋の葛藤を投影した短編を
「イースタン・プロミス」のヴィゴ・モーテンセン主演で映画化した感動ドラマ。
アルジェリアの独立戦争を背景に、殺人の容疑をかけられたアラブ人と、
その護送を命じられた元軍人の教師が、危険な道中を共にする中で次第に
固い絆で結ばれていく姿を通して、不条理な世界で浮かび上がる人間の尊厳を
力強く描き出す。(by allcinema)

危険・警告ねたばれ

原題はライオンとヘリオスみたいな字面。
原作となったカミュの短編小説のタイトルは「客」だそうだ。

今回のヴィゴ主演2作品上映、「約束の地」より」この作品が後で良かった。
短髪ストレート髭なしのこざっぱりとしたヴィゴが登場してきた時の嬉しさったら♪

そしてこちらはストーリも分かり易い。
復讐の連鎖を終わらせるという現代的かつ普遍のテーマがメインに据えられてました。

罪人としてフランス人に処刑されるのが最善の身の処し方だと決心した男に、
遊牧民と暮らすという行方不明者という選択を与え、
(あ、ヴィゴがフランス人に殺害されたと口裏を合わせることにして時間稼ぎ、)
彼はヴィゴの示した選択肢を選んでくれるけど、今度はヴィゴの身が危ない。

ということで、学校は終了。

ヴィゴはどこに行くのかな。
故郷に戻るのかな。
「外国に行く気はない」という台詞はあったけれども。

スペイン人の両親は、「エスカルゴ」って呼ばれてたとか。
定住しない者、家を背負っている者という意味らしいが。

フランス人からはアリジェリア人の仲間と思われ、
アルジェリア人からはスペイン人と思われという説明もあったな。

元気な子供達とヴィゴ先生の取り合わせは素晴らしかった。
ずっと見ていたかった。

元に戻ったのかもと思ったその日常風景は、もう戻らないものだったと
分かった時の喪失感ったら・・・。

結果がどうなったにせよ、「罪人を運べ」と言われた時点で、
穏やかな日常は終わってしまっていたのだな。

指輪所持者になってしまったフロドのように。
・・・なんて思ってしまったから、脳内LOTR上映が始まってしまったのも仕方ない。

罪人から幸福の御守りのアラブのコインをもらった時のリアクションで
アルウェンごっこをして、
縄で繋がれてやってきた罪人はゴラムのようだなと、映像差し替えて遊んでました。

全くもって、シリアスな作品なのに、ねぇ。

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