moving （movies and musicals）コミュの母と暮せば

母と暮せば

山田洋次

吉永小百合/ 福原伸子
二宮和也 /福原浩二
黒木華/佐多町子
浅野忠信/ 黒田正圀
加藤健一 /上海のおじさん
広岡由里子/ 富江
本田望結/風見民子
小林稔侍 /復員局の職員
辻萬長/ 年配の男
橋爪功/ 川上教授

「おとうと」「小さいおうち」の山田洋次監督が、吉永小百合と二宮和也を
主演に迎えて贈るヒューマン・ファンタジー・ドラマ。戦後の広島を舞台にした
父と娘の物語『父と暮せば』を手がけた井上ひさしが生前に構想していた
長崎が舞台の物語というアイデアを山田監督が受け継ぎ、原爆で死んだ息子と
生き残った母が織りなす切なくも感動的な絆と希望の物語を綴る。（by allcinema）

ネタバレ

どうでもよいことですが、題字担当が『100％orange』でした。
（オレンジ-orange-鑑賞直後にこの作品を鑑賞したので、つい注目）

そして偶然ながら、『生きていてごめんなさい』の親子（母+息子）が登場、
ということでも、orangeと共通するものがありました･･･。

うーん、微妙？
全てを台詞で説明するなら、映像化する必要はないんじゃないの？
ラジオドラマにでもした方が良かったんじゃない？みたいな仕上がり。

主演３人の声がそれぞれ素敵なので、台詞主体の構成でも
それなりには楽しめましたが・・・。

ストーリーとしては町子さんを解放して、
自分たちもこの世から解放された感じ？

ラスト、息子が『迎え』にきたとき、母親は「いつから死んでたんだ？」と
一瞬焦ったけど、息子が戻ってきた時ってことで大丈夫だったようで。

主人公や、街の人々が敬虔なクリスチャンという設定には、
米国向けの皮肉かな？ってちらっと思いました。

（そんな人々が住む地域に原爆を落としたんだよってことで）