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moving (movies and musicals)コミュのFOUJITA

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映画FOUJITA
いす本小栗康平

オダギリジョー/ 藤田嗣治
中谷美紀/ 君代
アナ・ジラルド/ ユキ
アンジェル・ユモー/ キキ
マリー・クレメール /フェルナンド
加瀬亮/ 寛治郎
りりィ おばあ
岸部一徳 清六
青木崇高
福士誠治
井川比佐志
風間杜夫

メモ「死の棘」「眠る男」の小栗康平監督が、戦前にパリの画壇で活躍した日本人画家・
藤田嗣治の波瀾万丈の人生を映画化した日仏合作の伝記ドラマ。フランスで人気者となる一方、
日本では戦争画を手がけたことで戦後に批判の対象になるなど、二つの文化の中で対照的な人生を
歩んだ藤田の姿を静謐な映像美で綴る。(by allciinema)

“FUJITA”って書くと『藤田』という漢字が思い浮かぶけど、
“FOUJITA”と“O”が入ると、フランス語っぽい。
・・・と思うのは自分の日本人的感覚で、フランス人がどう感じるかは謎。

さて。

パリで、リアルタイムでモディリアーニと交流があった日本人画家が主人公。

でも、作品内でモディ本人の登場はない。
『知り合いの家を転々と居候してたよ』という思い出話と、
キキが居酒屋でモン・パリを歌う場面で、店の壁にジャンヌの肖像画が飾って
あるのが映るくらいの存在感。
ジャンヌの肖像画は、モディから店へのツケの支払いだったのかな。

主人公が、パリの場面で享楽的な生活送っていながら、渡仏してきた日本人の
後輩たちに真面目くさって説教してるのが、何だか楽しかった。

女性には、たいてい優しく寛容なのに、
男性に対しては厳しく接していたなぁ。

作品全体の印象としては、映像美を楽しむ内容で、
フジタの生涯について語っている印象はない不思議な作品。

芸術家が集う享楽のパリと、
敗戦の色濃くなってきた戦時下の日本。
まるで違う2つの狂気の地で、周りに馴染みつつも存在感を示す主人公。

華やかなパリも、田園風景の日本も、素晴らしい映像美。
ファンタジーの世界のようなパリに、昔話の風景のような日本の田舎。

観た日の気分に、合っていた作品でしたv

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