moving （movies and musicals）コミュのブロンソン

BRONSON

ニコラス・ウィンディング・レフン

トム・ハーディ/マイケル・ピーターソン／チャールズ・ブロンソン
ジェームズ・ランス
マット・キング
アマンダ・バートン
リング・アンドリューズ
ケリー・アダムズ
ケイティ・バーカー

ニコラス・ウィンディング・レフン監督、トム・ハーディ主演で、イギリスで最も有名な実在の
犯罪者を描くバイオレンスアクション作品。一部では“21世紀の「時計じかけのオレンジ」”と評される。
（by allcinema）

自分の中では美青年枠だったトム・ハーディが,何故「ダークナイト・ライジング」のベインに
キャスティングされたかという謎を解くべく鑑賞。

・・・のはずだったけど、「クライム・スピード」で、刑務所という酷い場所でさんざんな目に遭って、
卑屈でダメな兄貴になってしまったエイドリアン・ブロディを観た直後だったので、
「刑務所はホテル♪」と、嬉々として暴れ回るブロンソンが頼もしくて可愛くて、ヤバかった。

立派なヒゲがトレードマークで、木訥とした、くぐもった声が結果的に魅力的で、
時々、『えへっ』て笑顔になるところが、皮肉ぽくて人を馬鹿にしてるっぽいけど、
でも、チャーミング。

観るタイミングを間違えたな。

ブロンソンの演じ方から『何故、トムがベインを』という疑問を分析してみると、
がっしりとした身体付き、確かな存在感、低い声辺りが気に入られたのかな。
何をしでかすか分からない緊張感と、どこか可愛げのある辺りも魅力かと。

改めて、彼のベインが観たくなったな。

ところで、チャールズ・ブロンソンは英国で最も有名な犯罪者らしいけど、
元気なのは良いことだって英国人からは人気なのかな。
いや、単に有名なだけで、嫌われてる可能性もあるか･･･。