moving （movies and musicals）コミュの天使が消えた街

THE FACE OF AN ANGEL

マイケル・ウィンターボトム

ダニエル・ブリュール /トーマス・ラング
ケイト・ベッキンセイル/ シモーン・フォード
ヴァレリオ・マスタンドレア/ エドゥアルド
カーラ・デルヴィーニュ/ メラニー
ルーシー・コウ
ネイサン・スチュアート＝ジャレット
ジェネヴィーヴ・ゴーント
ピーター・サリヴァン
エイヴァ・エイカース
アリスター・ペトリ
ジョン・ホプキンス
サラ・スチュワート
ロージー・フェルナー
サイ・ベネット
アンドレア・ティドナ
コッラード・インヴェルニッツィ

容疑者となった美女の名前から“アマンダ・ノックス事件”などと呼ばれ、
欧米メディアで大々的な報道合戦が繰り広げられたイタリア・ペルージャでの
女子留学生殺人事件。マイケル・ウィンターボトム監督がこの世界的スキャンダルを
モチーフに、事件の映画化を目論むも一向に構想がまとまらない一人の映画監督の
葛藤と苦悩をメタ的構成で描き出す異色ドラマ。（by allcinema）

ネタバレ

実際の事件の真実に迫る内容ではなく、
実際の事件を題材に、ある映画監督のリハビリ期間を描いたフィクションってところでしょうか。

仕事も私生活もどん詰まった映画監督が主人公。

仕事では、前作が失敗だったので、今回はヒット作にしなければヤバい状況。
私生活では、離婚して最愛の娘と会えなくてストレスを溜めてる状態。

この作品に出てくる若い女性が、みーんなロングヘアでした･･･。
似たような髪型だと、見分けがつかない自分にとっては、誰が誰なんだか
分からない場面もあったり（がんばれ^^;）。

もし、観客を混乱されるためにあえて似たような髪型になっているとしたら、
映画監督は、殺人事件の被害者にも被疑者にも娘の面影を見てしまって、
冷静に事件を見つめることはできなかったのでは、と。

もし、娘が被害者になったら、
もし、娘が殺人犯になったら、

って。

そして、究極の駄作になったであろう、『天使の顏』は、タイミングを逸したという
プロデューサーの判断で運よくお蔵入りになり、彼のリハビリも完了。

なので、次の作品は、きっと良いものを撮ると思うよ!?
というハッピーエンド。

無理矢理にもホドがあるｗ

この作品でのダニエルがユアン・マクレガーに似ていてびっくりしたな。
他の作品では、特にそう思わないのに。
（最近の「黄金のアデーレ」でも思わなかったのに）