moving （movies and musicals）コミュのボーイ・ソプラノ　ただひとつの歌声

BOYCHOIR

フランソワ・ジラール

ギャレット・ウェアリング/ステット
ダスティン・ホフマン/カーヴェル
キャシー・ベイツ/校長
エディ・イザード/ドレイク
ケヴィン・マクヘイル/ウーリー
ジョシュ・ルーカス/ジェラルド
デブラ・ウィンガー/ミス・スティール
リヴァー・アレクサンダー
ジョー・ウェスト
サム・プーン
ダンテ・ソリアーノ
エリカ・ピッチニーニ
グラント・ヴェナブル

問題児だった少年が、ひとつの出会いをきっかけに、“ボーイ・ソプラノ”としての才能を
開花させ、自らの運命を切り開いていく姿を描いた感動ドラマ。（by allcinema）

ねたばれ

まずは試写会にて鑑賞。

作品の一番の魅力は主人公の少年、ステットの瞳の雄弁さ。

美少年だけど。野良猫みたいに誰も信じていないような鋭い眼力。
でも、人間として一回り大きくなった時には、周りを信じる瞳になってた。

そして、少年としての歌声を失う。

その時点での葛藤は意外なほど描かれなくて、
進路に迷いもなく、学校を去る決心をしていたな。

ということは、素晴らしい歌声を堪能させてはくれるけれど、
芸術家について描いた作品ではなく、
あくまでも、ある少年が成長する話、なんだな。

そして、試写会後にトークショー。
ゲストは監督のフランソワ・ジラール氏に、ステット役のギャレット・ウェアリングさん。

主役の少年を演じたギャレット・ウェアリングさんは、背の高さが1.5倍になってた。
12月頃は監督より小さかったようだけど、今は少年の方が高いかも！
撮影中もどんどん背が伸びていたと話していました。
そうそう、コーラスの場面で他の生徒達よりひとりだけ背が高い感じで、
『あんなに背が高かったっけ？』って思ったんだった。

作品の中でも成長していくけれども、
実際にもっと成長しているキャストを目の前にして、
少年はこうやって成長していくんだなーと、しみじみ。

ダスティン・ホフマンなどのキャストとみんなでハンバーガーでランチ
したんだよ♪ってニコニコ話してる姿が可愛かったっす。

撮影中は、彼の成長っぷりに脇を固めるキャストも目を細くしてたかも。

（ところで、『ハンバーガー』ってところがアメリカですねぇ。）