moving （movies and musicals）コミュのロスト・リバー

LOST RIVER

ライアン・ゴズリング

クリスティナ・ヘンドリックス / ビリー
シアーシャ・ローナン/ ラット
イアン・デ・カーステッカー/ ボーンズ
マット・スミス / ブリー
レダ・カテブ / タクシー運転手
エヴァ・メンデス / キャット
ベン・メンデルソーン / デイヴ

「ドライヴ」「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ／宿命」のライアン・ゴズリングが、記念すべき監督デビューを飾ったミステリアス・ドラマ。ゴーストタウンと化した廃墟の街に暮らす少年が、衰退の原因である湖底に消えた街“ロスト・リバー”の謎を探るさまを、美しく幻想的な映像で描き出す。（by allcinema）

ねたばれ<(_ _)>

ライアン・ゴスリングの脚本・監督ってことで（出演はしていないのね）、
興味を持って観てみたらめっちゃ好みだった。

ストーリーより映像美が魅力かな。

この手の雰囲気作品にしては音が過剰で、新人監督としては
隙間は埋めないと不安だったのかなと微笑ましく思いました。

ま、音がないと眠くなるので、個人的な好みではこれくらい音が
あった方が安心です。

酸素を大量消費する作品でもあったな。
作品中、何軒の家が放火されて炎上してたのだろう。

炎がゆらゆら画面で揺れているのは美しかったし、
息苦しかったな。

メインストーリーがあるとすれば、ダムとして埋められた町の呪いを解く話。

呪いを解くためは、湖の底に沈んでいるものを取って来ることということで、
沈んだ町にあった恐竜博物館から展示物の恐竜の頭部を切り取ることでミッション達成。

そしたら、呪いが解けたように湖の上へ出ていた街灯が点灯しました。
そして、エンドロールの後、夢が夜に融けるように灯りが消えていきました。

きれいだったなぁ･･･。

ミッション達成後、その土地から立ち去った主人公たち。
タクシーのてっぺんに乗せた恐竜の頭がコミカルで絵になっていました。

本当に呪いは、その土地に留まることだったのかもしれないな。