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moving (movies and musicals)コミュのイミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

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映画THE IMITATION GAME
いすモルテン・ティルドゥム
メモふくろグレアム・ムーア

ベネディクト・カンバーバッチ /アラン・チューリング
キーラ・ナイトレイ/ ジョーン・クラーク
マシュー・グード/ ヒュー・アレグザンダー
ロリー・キニア/ ロバート・ノック刑事
アレン・リーチ/ ジョン・ケアンクロス
マシュー・ビアード/ ピーター・ヒルトン
チャールズ・ダンス/ デニストン中佐
マーク・ストロング/ スチュアート・ミンギス
ジェームズ・ノースコート
トム・グッドマン=ヒル
スティーヴン・ウォディントン
アレックス・ロウザー
ジャック・バノン
タペンス・ミドルトン

メモ第二次大戦時にドイツ軍が誇る史上最高の暗号機“エニグマ”の解読に挑み、連合軍の
勝利とコンピュータの発明に貢献した実在の天才数学者アラン・チューリングの
時代に翻弄された過酷な人生を映画化した感動の伝記ドラマ。天才でありながら社会性に乏しく、
周囲から孤立してしまうチューリングが、彼の理解者となる女性と出会い心を通わせていく様を、
エニグマ解読作業チームの奮闘を軸に、スリリングかつ感動的に描き出す。(by allcinema)

期待通り。いや、期待以上、かな。
エンターテイメント作品として凄く見応えがあった。

この作品の時間軸の設定が面白い。
チューリングが犯罪者として逮捕される時期と、
エニグマ解読に関わっている戦時中と、少年時代、
3つの時間が同時進行している構成になっている。

そして、チューリングの評価が見直された時期ということで
この映画を観客が観ている現在という時間軸も重要だと思う。

で。

観る前にwikiで彼の生涯の概略をチェックしていたから、
彼の数奇な運命については混乱することはなかったんだけど、
・・・色々と、せつない。

それにしても。

ベネさんは、こういう役が似合うなー。
変人なのに、愛さずには入れらない魅力(愛嬌?)もあるってパターン。
心の内の純粋さとか、瞳の美しさとか、うー、絵になるよ。

アランがジョーンに、そして再会の時にはジョーンがアランに送る言葉が、
ガラドリエルがフロドに言った台詞にちょっと似ていたので、
『うわー、スマウグがフロドになっちゃった!」と思ったりもしたな。

ソ連のスパイだった人物が、ちょっとサムに似てたしさ。
ベネさんは、フロドばりのうつくしい瞳だしさ。
ま、瞳の大きさはちょっと足りないけど。

あれ? 何の話をしているんだ私は(苦笑)。

あとは、実は世界を動かしているのはほんの一握りの人なんだという
厳然とした事実をさりげなく描いているところも良かった。

人ひとりの力は、小さいなんてことはなく、
それはただそのその人の力が小さいだけなんだ、ってね。

相手への好意を表現する言葉としての微妙な表現の違いが
心に沁みたな。

アランからクリストファーへのI love you.
アランからジョーンへのI like you.
ジョーンからアランへのI care for you.

機会に『クリストファー』と名前をつけるのも1つの愛情表現。
(ちなみに、これは映画独自の設定だそうですが)

ベネさんの演じたアランの天才っぷりと繊細さが素晴らしいだけでなく、

キーラの演じたジョーンの頭の良さと、落ち着いた、頼りになる性格とか、

マーク・ストロングのミンギス氏の、頭の良い数学者には思いつかない
巧みな心理作戦で、彼を丸め込むとこととか、それぞれの登場人物の
個性の際立ちっぷりが素晴らしかったな。

これで英国の2人の天才の作品を観たことになるんだな。

ひとりは、アラン・チューリングで、
もうひとりは、スティーヴン・ホーキング。

両者とも稀有な天才だけれども、ひとりは器用に生き延びて、
もう一人は不器用に立ち止まってしまった。
いや、もしかすると、単に運の良さと、運の悪さかもしれない。

そんなのが、演じた俳優までに作用して
オスカーの行方にまで影響したりして・・・?

時代が追いつかなかった、
時代が合わなかったとも言えるのか。

頑なさと柔軟さとも言えるかもな。

もう一回観たいような。
そんな時間はないような。
(と言いつつ、その後1回追加鑑賞済。)

アカデミー賞レースに絡んだ作品にしては、
意外と上映しているシネコンが少ないんだよね。

もしかするとHTC辺りで2番館上映があるかな?
(・・・という予想は見事的中。 現在、HTC渋谷で上映中^^)

コメント(2)

「博士〜」よりこっちの方がよかったです。


…ぶっちゃけ犬犬っぽいベネ様wのどこがいいのか今一つわからなかったのですが、演技は本当に素晴らしく、最後まで引き込まれました。セリフ回しもエレガントで天才を演じるのに適役でした。


最後は本当に悲しくて、これだから実話は嫌なんだよなと思いながら、映画館を去りました。
>>[1]

私もこっちの方が好きです。
でも、両者とも実際に知り合いになったら、色々と苦労しそうな気も^^;

私は、「SHERLOCK」でベネ様が好きになったので、天才的に頭が切れるけど人付き合いが下手
という部分が似ているこの役はぴったり♪だと思いました。

アランは哀しい人生を送ることになってしまったけれど、アランに惚れ込んだ脚本家の方が
このような素晴らしい作品を通して彼のことを伝えてくれたので、感謝しています。

もちろん、アランを魅力的に演じてくれたベネ様にも。

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