moving （movies and musicals）コミュのクリエ・ミュージカル・コレクションⅡ2015/03/04【4】

MUSICAL COLLECTION II in THEATRE CREATION（4）　2015/03/04　18：30-

泉見洋平、岡田浩暉

泉見洋平

＜クリエ・ミュージカル・コレクションII 3/4 18:30-＞
OP当番はいずみんでサラとヘルとスポンジとしろちゃん登場ｗ
１幕ラストのTdVが本舞台パロディであり得ない展開なのに、初演の楽しかった空気が
そのまま再現されてて幸せ過ぎる。『外は自由』のアルフの可愛さも健在でねぇ♪

いつにも増して１幕ラストのヘルちゃんが乙女で、サラにスポンジを差し出しているアルフを
『が、がんばってぇ』って感じで両手を胸の前で握りしめて必死に目で応援している姿がいじらしかったー。
若くて健康なカップルの告白タイムは、何回「好き」を早口で言えるか競争。一瞬ひるんだボーダーが^^

あ、今回、大好きな西野さんを全身まるごと見られるのもとっても至福です。
流れるような腕の動きから音楽が紡ぎだされていくようで、しっかり見とれてます。
そんな西野さんを攻撃する方が、椅子の下まで縮こまった西野さんの代わりに１拍だけ
指揮者のようにオケに腕を振るところも実はお気に入り^^

＊＊＊

端席で、オペラグラスを駆使して鑑賞した回。

この回も日直当番は泉見さんで自分は２回目。
一度も観れないキャストもいれば、２回観れてしまうキャストもいるのは、
ま、そういう巡り合わせなんでしょうね。
（結局、吉野さんが日直当番の回には当たりませんでした。
　噂は色々と聞いたので、観たような気分にさせて頂きましたが）

で、前回（3/1）の誕生日ネタを引きずって『TdV初演当時13歳で』
と言ったので、また吉野さんが登場するかな？と期待したら、
さらに豪華な展開になったのでした。

まず、「あーあーあー♪」と歌いながら、大塚さんサラが
スポンジを持って登場。
「２つ持っているから１つあげる」とアルフにスポンジを
プレゼント。

そして、スポンジの思い出や便利な使い方など、さらに、話を続けると、
再び怪しい「あーあーあー♪」の声。
舞台と同じ展開ではないですか、これ。

ということで、兎のぬいぐるみ（通称しろちゃん）を手に持って、
吉野さんヘルベルトが登場！

しろちゃんを泉見さんに差し出すけど、受け取らななかったので、
そのまま『ぽとり』と床に落として（ここ、観客の目線が床に一気に集中）、
そのままくるりと方向変えると、「あーあーあー♪」と歌いつつ退場。
その後、しろちゃんはアルフに拾われてソファへ移動しました。

このように、トークコーナーがTdVの寸劇コーナーへと変貌していたのですが、
1幕のラスト曲の盛り上がり（or崩壊）っぷりはさらに凄まじく、
まさに初演のTdVの空気感でした。

つまり、展開は定まっているはずなのに、何が起きるか分からないワクワク感と、
どんなことが起きても見事に収拾されていく安心感を、同時に楽しめる不思議な空間。

ということで、格別いつもと流れが違ったというほどではないのですが、
アルフを噛んだ後、一瞬もじもじっとしてから、彼を見上げるヘルベルトが、
そして、サラにスポンジを『どうぞ！･･･っ」と捧げるアルフを見つめる彼の姿が、
もー、いじらしくて（笑）。

捧げられたスポンジをサラが全力で拒否したので、ヘルベルトに泣きつくアルフ、
その様子見て、見事に崩壊して歌えなくなったサラ。
いやー、楽しいものを見せてもらえました♪

そして、サラが崩壊したおかげで、本来デュエットの歌声を、
珍しく伯爵のソロで聴けたのもレア感があって嬉しかった。
思ってたより高音で歌っていることが分かりましたよ。

それから、サラは伯爵に泣きついて、伯爵はサラを慰めつつも、
息子に『よくやったなー」』と目で語りかけ、
ラストには、満面の笑顔で観客に振り返り、全てが丸く収まりましたｖ
（その前に、普段は格好つけて壁にもたれかかるサラが、
がっくりと壁に手をついてうなだれているのも可笑しかった･･･）
もう、何がなんだか楽し過ぎてっｗ

そして、『若くて健康な2人』の曲終了後の告白タイムは、
涼風さんから『すきすきすきすき！』の連続攻撃を受けた吉野さんが、
一瞬横を向いてひるんだ後に、同じように『すきすきすきすき』と
逆襲していました。

（この頃は、暗転した舞台でひとり取り残されるなんてオチは、
　まだついていませんでした。）

この回は、東京公演の泉見さんの千秋楽だったので、
カーテンコールで挨拶がありました。
彼が、「ひとつだけ心のこりなのが、知寿さんの「若い？」ってアドリブに、
ごめんなさいって・・・」と言ってたのに笑ってしまったけど、
同時に、「いえいえ、まだ十分年齢不詳で大丈夫です。」って思いました。

・・・とさ