moving （movies and musicals）コミュの海月姫

海月姫

川村泰祐

能年玲奈/ 倉下月海
菅田将暉/ 鯉淵蔵之介
長谷川博己/ 鯉淵修
池脇千鶴/ ばんばさん
太田莉菜/ まやや
馬場園梓/ 千絵子
篠原ともえ/ ジジ様
片瀬那奈/稲荷翔子
速水もこみち/ 花森よしお
平泉成/ 鯉淵慶一郎
浅見れいな /月海母
中村倫也/熱帯魚店員
内野謙太/ 柏木
大石吾朗/ 西園寺さま
大里菜桜 /幼少期の月海
嵐祐人/ 幼少期の蔵之介
島村まみ/ 蔵之介母
菅登未男/ 元議員の老人
ドン小西 /ドン小西

東村アキコの同名人気少女コミックスを能年玲奈主演で実写映画化した
痛快シンデレラ・ストーリー。オタク女子の巣窟と化した男子禁制の古いアパートに
暮らす女子力ゼロのヒロインが、突如現われた女装美男子と童貞エリートの兄弟との
出会いをきっかけに、初めての恋や地上げ騒動といった試練に立ち向かい、悪戦苦闘
しながら成長していく姿をコミカルに綴る（by allcinema）。

面白かったー。

恐らくコミックを忠実に再現したのであろう石化映像に
違和感を感じさせない実写化って、ある意味凄かったな。

おしゃれ系人間に反応して石化してしまう、楽しいオタク達。
いや、本人達は本気で大変だろうけど。

一番気に入ったのが蔵之介の声。
良い声だったなー。
女装するから女の子声なのかと思っていたら、
格好だけ女の子で、本人は普通に男の子なのね。

で、おしゃれ系なコなんだけど、
偶然出くわした海月好きのオタク女子に知らない世界へ
誘ってもらう、という展開。
知らない世界へ誘ってもらったのは海月オタク女子も同じ。

オタク達の敵となる、キャリア女子。
彼女は彼女なりにおたっきーにがんばってたと思うけど、
作者の悪意が感じられるほどの哀れなキャラになってたな。

熱しにくく、傷つきやすく、でも才能に溢れた尼～ずは素敵♪
オタクばかりが集っている古びたアパートの心地良さも格別。

くらげのドレス、かわいかったな。
くらげの水族館、素敵だったな。

あれ？

くらげ、くじら、くらら、なんか似てる。
（・・・と鑑賞中に思い浮かんだのは何でだろう。
　よく考えなくても、全然違うし^^;）