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moving (movies and musicals)コミュのサンバ

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映画SAMBA
いす本エリック・トレダノ

オマール・シー/ サンバ
シャルロット・ゲンズブール/ アリス
タハール・ラヒム/ ウィルソン
イジア・イジュラン/ マニュ
イサカ・サワドゴ
エレーヌ・ヴァンサン
リヤ・ケベデ

メモ 「最強のふたり」のオリヴィエ・ナカシュ&エリック・トレダノ監督が、同作のオマール・シーを
再び主演に迎えて贈るコメディ・ドラマ。フランスで真面目に働きながらも国外退去の窮地に陥って
しまった移民青年サンバを主人公に、彼と彼を支援しようと集まった人々が織り成す心温まる人間模様を綴る。
(by allcinema)

危険・警告ネタバレ!

フランス移民の物語。
一応、コミカルだけど宣伝ほどコメディではなく社会派ドラマって感じ。

秀逸だったのがオープニング。
派手で豪華なパーティー会場の場面から始まって、
ウェディングケーキを会場から下げるのを追うように厨房にカメラが移って、
まずは、料理の飾りつけをしている華やかな表舞台のような台所、
そこから、どんどん裏にカメラは進んでいって舞台裏の最たるところの
皿洗い場にたどり着く。
ここにいる人たちはシェフみたいな白い厨房服も着れずに、
清掃係のような青い制服だったりする。

このカメラの移動で見れる風景が、格差のある社会の縮図という感じで、
この作品は、青い制服の人達の話なのね、と始まるんだわ。

ウィルソンという陽気な自称ブラジル人、実はアラブ人。
この役のタハール・ラヒムは、「パリ、ただよう花」に出てたのか。
気が付かなかった。
随分と雰囲気が違ったなぁ。
彼が窓拭きで踊ってる姿が素敵だったわー。

シャルロット・ゲンズブールは、、移民支援協会で働いているアリス役。
独り暮らしで、燃え尽き症候群で休暇療養中だけど、
移民の世話をバイトでしていて、、睡眠薬を大量に持ち歩いていて、
馬を触っていると落ち着くらしい。

身近に馬がいる環境って羨ましいなぁ。
公園とかに馬車があって、ポニーとか馬とかいるんだー。

アリスがパーティーでウィルソンと踊っている姿が素敵だったな。
ここの華麗なステップはキャスト本人? それとも吹替え?

そして、主人公の名前がサンバなのに踊れないって名前負けしてる。
いや、踊らない、だけか。
運動神経は良さそうなのに、高所恐怖症だったな。
でも、泳ぎは大丈夫だったな。

ラスト、留置所で一緒だった人、恋人食ってごめんなさいしなきゃの人、
溺死したということだよね・・・。

上着を取り換えたから、彼がゲットした証明書が偶然手に入って、
サンバはめでたく料理人になったということか。
それって、・・・。

もちろん、彼が殺人を犯したわけではないけれども、
なんか腑に落ちない気分になったな。
現実に則したハッピーエンドを考えたら、
こんな展開しか思いつかなかったってことなのかもしれないけど。

つまり、現実は、努力や才能より1枚の証明書の方が、
ずっと力があるってことだよね。

不法労働者が、安い賃金で働かされたり、
大変な力仕事でさえ取り合い状態だったりする一方で、
証明書を持っている人なら日雇いでも優先されたりする。

だから、証明書の偽造も盛んで、役人側もある程度の偽造は
黙認しているっぽいってのもあったなー。
そして、うっかり更新を忘れたりすると、取り返しがつかないらしい。

それはともかく、アリスはサンバのおかげで無事社会復帰でき、
サンバも外国へ行くしかないと思っていたのが、無事フランス滞在決定。

なんだか、強引なハッピーエンドだったな。

そう言えば、色々な国の言葉が出てきた気がする。
フランス語と英語はもちろん、ポルトガル語だったり、ロシア語だったり、
それ以外の意味不明語だったり。

非現実的にノーテンキなのより、こっちの方が好みなのは確かだけど、
でも、宣伝は詐欺だと思うー。

宣伝文句を考えた人は、作品を観ていないんじゃないかな。

コメント(2)

ネガティブなコメントの多い作品でしたけど、移民の現実を知った作品で、観てよかったです。


ただ、オマール・シーはカッコよかったけど、シャルロットがフケすぎて、恋愛に発展するリアリティが感じられなくて集中できませんでしたw。
>>[1]

私も、作品の感想をまとめつつ『やっぱり良い作品だったな』と思いました。

ネガティブな反応が多かったのは、宣伝からイメージする内容と実際の内容が
かなりずれていたせいだと思えて仕方ありません。
予告編は、かーなーりー能天気でしたので(苦笑)。

シャルロットは、実年齢より若さを求められる役柄がやたらと多いので、
今回も「あら、また・・・」と思いつつ、温かく見守ってあげてました。
確かに、この作品内で一番リアリティがなかったのは、恋愛パートでしたねぇ^^;

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