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moving (movies and musicals)コミュの誰よりも狙われた男

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映画A MOST WANTED MAN
いすアントン・コルベイン
本ジョン・ル・カレ

フィリップ・シーモア・ホフマン/ ギュンター・バッハマン
レイチェル・マクアダムス/ アナベル・リヒター
ウィレム・デフォー/ トミー・ブルー
ロビン・ライト/ マーサ・サリヴァン
グリゴリー・ドブリギン /イッサ・カルポフ
ホマユン・エルシャディ /ファイサル・アブドゥラ博士
ニーナ・ホス/ イルナ・フライ
ダニエル・ブリュール /マキシミリアン
メディ・デビ
ヴィッキー・クリープス
コスティア・ウルマン
マルティン・ヴトケ
ヴェダット・エリンチン
ライナー・ボック
ダリヤ・アラボラ

メモ ジョン・ル・カレの同名スパイ小説を「コントロール」のアントン・コルベイン監督で映画化。
ドイツのハンブルクに密入国した国際指名手配中のチェチェン人青年を巡って、ドイツの諜報員はじめ
様々な組織や個人の思惑が激しく交錯していくさまを緊張感あふれる筆致で綴る。(by allcinema)

危険・警告ねたばれあり

主演作品としては、フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作。
まだ、これから公開になる「ハンガーゲーム」での出演シーンが、
残っているはず・・・。

で、このタイトルで、予告編でレイチェルを壁に突き飛ばしてる
暴力的なホフマンさんに反感を感じていたので、

『きっと、ホフマンさんがすんごい嫌な奴だから、誰もが抹殺したくて
狙ってる男、もしかすると、仲間から裏切られたりするかもしれないな』

なんて思っていましたが、そんな話ではありませんでした^^;

むしろ、ホフマンさんがスパイ稼業を営むにはとても善良な人で、
(あ、役名はギュンター・バッハマン、ね)
その結果、足元を救われる結果になるという話。
も、CIAとか、許せないー。
なんだよ、あの余裕の微笑みは。
結局、彼女は最初からバッハマンを泳がせる気だったのかもしれないな。

『世界に平和を』というフレーズが2回出てくるけど、
最後、きっと彼女は心の中でこの言葉を言い返していたよね。
この、耳障りのしない大義名分を。

ドイツ諜報機関同士にCIAが絡んでくる三つ巴の戦いで、
それぞれの目的で、1人の男を追いかける話。
だから、原題のA MOST WANTED MANが指し示す人物は、
バッハマンではなく、イッサ・カルポフのこと。
すみません、ここから勘違いしてました(苦笑)。

もし、彼らを動物に例えるなら(って観てる間ヒマだったんじゃないけど^^;)、
CIAは、鷹かと思ったらトンビで、
バッハマンはライオンかと思ったら、セントバーナードで、
他の諜報機関は、見たまんまキツネかタヌキって感じだったな。

ターゲットを、人間として接していたのがバッハマンで、
(ターゲット資産家の息子がスパイとか、上手く懐柔したんだよなー。)
彼らを、モノ、道具として扱ってたのが、CIAのマーサ・サリヴァンだな。

『人間』か『人材』なのか、
『作品』か『コンテンツ』なのか。
対象をどう見るかによって、接し方、扱い方は変わってくる。

その結果が失敗だったとしたら、いや、失敗だったとしても、
それは生き方だから変えられない、いや、変わってほしくない。

・・・って、思えるほど世の中が甘くないのが辛いよなぁ。

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