moving （movies and musicals）コミュのトランセンデンス

TRANSCENDENCE

ウォーリー・フィスター

クリストファー・ノーラン

ジョニー・デップ/ ウィル・キャスター
モーガン・フリーマン/ ジョセフ・タガー
ポール・ベタニー/ マックス・ウォーターズ
レベッカ・ホール /エヴリン・キャスター
キリアン・マーフィ/ ブキャナン捜査官
ケイト・マーラ/ ブリー
コール・ハウザー/ シティーヴンス大佐
クリフトン・コリンズ・Ｊｒ
コリー・ハードリクト
フォーク・ヘンチェル
ジョシュ・スチュワート
ルース・レインズ
フェルナンド・チェン
ザンダー・バークレイ
ルーカス・ハース
ウォレス・ランガム

「ダークナイト」や「インセプション」の名カメラマン、ウォーリー・フィスターが
記念すべき監督デビューを飾ったＳＦ大作。究極的な人工知能を開発研究する
天才科学者が反テクノロジー団体の凶弾に倒れ、その死の間際に感情を含む彼の
すべての脳データをコンピュータ・ネットワーク上にアップロードされたことから巻き
起こる予測不能の運命を描く。（by allcinema）

＜トランセンデンス＞想定外に壮大なことをやられると本質が見えなくなるのかもなー。
他人の言動で身内が信じられなくなってしまうという、よくあるちっちゃな話に見えないこともない。
見守るも監視するも支配するも同じ行為。捉え方が違うだけ。

ネタバレ、ですよね？

っつーことで。

ウィルは万能になって妻の野望を叶えようと思ったのに、
誤解されちゃったのねー、って話らしいな、冷静に考えると。

もし彼が世界を支配できたなら、地球をリニューアルして、
妻にプレゼントしよう、ってことだよね。凄いよね、ありえないよね。

でも、ウイルスで彼の野望は阻止されちゃったから、
結果的に世の中が不便になっちゃった。

ま、野望が達成されて、彼の思うがままの世界になってしまったら、
それはそれで危険なのは分かる。

万能な存在はいないのだから、単一の存在に権力が集中するのは
とても怖いというのは、歴史を見ていればすぐに分かる。

ウィルの行動が悪意あるものって判断されて
妻の命まで使って阻止されちゃったけど、
彼は「誰も殺してない」って主張していた通り、
ずっと善の存在だったのに、とひっかかるけど。

でも、ま、政府側にとっての脅威には違いないわな。

でも、あんなに急にパワフルになることは可能なの？
･･･と思ったり。

ま、それなりに楽しめた。

ウィルの真意が丁寧に伝わると、きちんとラブストーリーに
なったんだろうけど、そこが中途半端だったかなー。

でも、ベタなのは嫌いだから。
自分にとってはこれくらいで良かったかな。

ふむ。

で、この作品で気に入ったのはキャストのヘアスタイル。

人間ジョニデのふわっとしたぼさっとした髪型も、
レベッカのナチュラルにふわふわっとした髪型も素敵。
あ、マーティン・フリーマンまでふわふわしてましたよ。

･･･でも、ポール・ベタニーは寂しかった。
そして、まゆげもなかったに等しい。

だからと言って、素敵ではなかったという訳ではないのよ、ええ♪