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moving (movies and musicals)コミュのサード・パーソン

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映画THIRD PERSON
いす本THIRD PERSON

リーアム・ニーソン
ミラ・クニス
エイドリアン・ブロディ
オリヴィア・ワイルド
ジェームズ・フランコ
モラン・アティアス

メモ「クラッシュ」「告発のとき」のポール・ハギス監督が、パリ、ローマ、ニューヨークを舞台に、
3組の男女の別々のエピソードを巧みに交差させて描き出すミステリー・ドラマ。
(by allcinema)

危険・警告ネタバレです・・・かねぇ。

以下の文章は、究極のネタバレかもしれないし、
単なる間違った解釈かもしれない。

自分の解釈は、

この作品に登場する作家自身は本物。
作家の妻も本物。
そして多分、愛人の存在も本物かもしれない。

でも、それ以外の人物は、ほとんどが
作家の頭の中の住人、つまり実在する人物ではないということ。

彼らは、作家の分身、あるいはその分身と対峙させるための
知り合いの分身。

愛人も、この作品で描かれている行動については、
作者の頭の中で作られたものではないかと。
彼らは、作者の内なる声の代弁者でもあるということ。

だから、誰もが子供を探していて、なかなか会えなくて。
作者の自分に対する言い訳があちこちに散りばめられていて。

妻が乗り越えたのは離婚ではなく息子の死だったのか。

白い薔薇をバラバラにしたミラ・クニスは、作家の分身。
なのに、薔薇に対してあの仕打ち?
おっと、自虐的。
深いなぁ。

エイドリアン・ブロディがやたら親切なのも、
贖罪の意味を込めているんだな。

そして、自身をいたぶるジェームズ・フランコ。
謝るけど、息子は電話には出られないというのは、
偶然ではなく、もうこの世にはいないから当然のこと。

謝らなかったのか?
ふーん、妻を宜しく?
へ?

なかなか面白かった。
たくさんの嘘の中に、本心も隠れていて。

愛人と別れたということもリアルなんだろうな、多分ね。
でも、時系列ではもっと昔のことのような気がする。

このように、作品に散りばめられた、たくさんの嘘。

あらゆる擬態を超えて、自分自身に辿りつくには、
どれだけの壁を打ち破らなければ ならないのだろう。

最初に響く、Watch me. という言葉は、
作家が不慮の事故で息子を失った時に、
彼の心から消えなくなった息子の声。

息子は、自宅のプールに誤って落ちて水死。
その時に作家は自宅にいたにも関わらず、
息子の事故に気付いていなかった・・・。

その原因が『愛人』との電話。
ほんの30秒というのは嘘なのだろう。

そして、そこから彼の心はバラバラに崩れてたくさんの
人物を生み出したのだろう。

彼らが統合される日がエンディングだったのか…?

んー、解釈が中途半端ですっきりしないなぁ。

この作品、もう一度観たいですっ

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