moving （movies and musicals）コミュのオッド・トーマス　死神と奇妙な救世主

ODD THOMAS

スティーヴン・ソマーズ

アントン・イェルチン/ オッド・トーマス
アディソン・ティムリン/ ストーミー
ググ・ンバータ＝ロー
ニコ・トルトレッラ
パットン・オズワルト
ウィレム・デフォー/ 警察署長

死者の霊が見える青年オッド・トーマスの活躍を描いたベストセラー作家ディーン・クーンツの
人気シリーズの第１作『オッド・トーマスの霊感』を、「スター・トレック」のアントン・イェルチン主演で
映画化。霊の存在によって町に大きな災厄が迫っていることを知ったオッド・トーマスが、
それを阻止すべく奔走する姿を描く。（by allcinema）

ネタバレです!!

副題がとても長いですね…。
（ってことで、結局覚えていない。）

主役のアントンって、イライジャの雰囲気と、
トビーの声音を持ってる、めっちゃ好みな俳優さん。

ま、最近は、おでこの横皺が気になるんだけどさ。
数年前は、もっと可愛かったんだけどさ。

で、彼の演じるオッド・トーマスは、自分に出来ることは
自分でやらなきゃっていう、隣にガンダルフがいたら、
誉めてもらえそうな、頑張るヒーロー。

だけど、周りから格好良いとは思われてない残念系。
そして、ゲームセンターの占いをマジに信じる純粋系。

永遠に幸せに、という占いはエセだったというのに。

でも、彼の彼女ストーミーはかわいかったなー。
ちょっとしっかり者で、彼をちゃっかり信じてて、
でもって、純粋というより要領も良くて。

そして空中をふわふわ漂ってるのが、副題の【死神】って
ことだったんだな。
彼らは存在を人間に気づかれたら、目撃者を消すけど、
トーマスのことはあえて泳がせてた、と。

死神の気味悪い感じは、映画館で「きみわるいーっ!!!」と
楽しめる価値があったなと。

ストーリーをざっくりまとめると、
【オッドがガッドなったけど神様はいぢわる】ってところか。
予告編にあったほどの「世界を救う」というスケールの話ではなかったな。

まさかヒロインがあの時点で死んでるとは思わなかったもんなぁ。
あれは、死者が見えるという彼の才能を使ったトリックだったんだな。

そして、もう死んでたんだトリッキーは、教会破壊のロバートさんにも
使われていたようで。
確かに、変な感じだったもんな。人間離れしてたもの。

で、大量殺戮の犯人は、赴任してきて間もないイケメン警官2人と、
犬を撃った人と、あと、もうひとり誰か、あ、ロバートソンか。

でねでね、この作品の最大のセールスポイントは、
【爽やかなウィレム・デフォー様】だと思うんだ！

警官の格好なのに、踊ったり女装したりしないの。
（それは「処刑人」です。）

彼にも【爽やか】という引き出しがあったのねと、妙に感心。
ほんと、ほんとに素敵なんですからっ！
（･･･ここまで誉めると怪しい？）

ラストは、ラスベガスと思われる繁華街を見下ろしていたけど、
続編があるとすれば、そこが舞台になるのかな？

うん、面白かった。
そして、無事に映画館で観れてラッキー♪

新文芸坐さん、ありがとうございました＾＾