moving （movies and musicals）コミュのPDA (Professional Dancer's Association) vol.4～ZERO

PDA (Professional Dancer's Association) vol.4～ZERO　5/28 19:00- シアターコクーン

島﨑徹、矢上恵子、篠原聖一

青木崇、秋定信哉、惠谷彰、大平哲滋、岡田兼宜、沖潮隆之、梶原将仁、北村俊介、酒井直希、佐々木大、佐藤信吾、末原雅広、末松大輔、豊永太優、塚本士朗、長谷川元志、古川満、牧村直紀、丸山陽司、武藤天華、森充生、山口章、山本庸督、弓場亮太／山本隆之、福岡雄大、福田圭吾／二山治雄

伝統あるクラシックバレエの世界の中で、先輩ダンサーたちが後に続くダンサーたちにさまざまなものを伝えていく。
その気持ちが磁石になって、集まったのがダンサー集団PDAです。

いいものみた！な気分にしてくれるパフォーマンスだった。
３本立てで、ゲストでローザンヌで優勝した方（二山治雄）のパフォーマンスあり。

ゲストの踊りが、メインでがんばってた人達には申し訳なくなるくらい圧倒的に凄かった。
ＴＶでも観た記憶のある、シャツ着てるのとトサカ被ってるのと、両方の踊りを披露。
時間としてはあっという間なんだけど、そこで披露される確実な技術とか、
とんでない跳躍力とか、ターンの軸の安定感とか。
すげー、すげー、これだけで観た価値あったよ、な満足感。

で、メインは３幕。それぞれ10人ほどのパフォーマンス。
衣装が違って間に15分の休憩があるので、休憩時間に着替えてメイクして
出てきてるんだ大変だなーと思ってたら、全部違うダンサーさんで、総勢30人でした。
（えーと、この日は２階席にて鑑賞）
カーテンコールでどんどん人が増えてきて、びっくりしましたよ。

そして、公演名のzeroは始まりとかそういう意味なのかなと思っていたら、
オープニングのPAが蝉の鳴き声。
まるで「宝塚BOYS」みたいだなと思ったら、あの蝉の鳴き声と同じで、
零戦のゼロでした。
弱いんだな、あの蝉の鳴き声にはー。
（って、解釈が間違ってたらどうしよ）
音楽はオペラとかクラシックとかが基本で、他にアップテンポの曲や
効果音も効果的に使われてました。、

その前のパフォーマンスは、ジプシーっぽい音楽で、黒いスカートみたいなのを
つけて踊ってました。
最初と最後で、カタカタ手で床を叩いてる音が気味悪くて、
でも、イケメン多しのチームだったかも。
メイクをとったら、みんなイケメンなのねと思ったもので。
（だから、2階席にて鑑賞ですってば）。

最初の演目は、歌舞伎みたいな白塗りメイクをしていて、
衣装が茶色くて、猿みたいに歩いていました。
おまけに天から降りてくる毛色の変わったのが、ヒョウ柄っぽく見えて、
「セバスチャン達とニャンコ先生ですか･･･？」と苦笑。困ったもんだ。

猿山で温泉、雌猿が現れる！のパフォーマンスが面白かったな。
当然、全員が男性なので、１人が頭ｋら手ぬぐいを被ってクネっとして
女猿のつもり、周りはそれにときめいてしまう、と。

そんなこんなで。

私が思ってる以上に凄いことをやってのけているんだろうなと思いつつ、
「いいもんみた！」な単純感想でお許しを。

うん、踊ってるのを見るのって、好きだ。