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moving (movies and musicals)コミュのレイルウェイ 運命の旅路

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映画The Railway Man
いすジョナサン・テプリツキー

コリン・ファース/ エリック・ローマクス
ニコール・キッドマン/ パトリシア・ローマクス
ジェレミー・アーヴァイン/ 若きエリック
ステラン・スカルスガルド /フィンレイ
サム・リード/ 若きフィンレイ
石田淡朗/ 若き永瀬
真田広之

メモ太平洋戦争当時、日本軍は補給路確保のため、タイとビルマを結ぶ鉄道“泰緬(たいめん)鉄道”
の建設に乗り出す。その際、日本の捕虜となった連合軍兵士も建設に動員され、劣悪な環境の中で
多くの死者を出すなど“死の鉄道”と呼ばれて戦後に国際的な問題となった。
本作は、そんな英国兵捕虜の一人エリック・ローマクスが自らの過酷な捕虜生活と、憎しみの対象で
あった日本人通訳・永瀬隆との奇跡の再会と和解を綴った自叙伝『泰緬鉄道 癒される時を求めて』を
映画化したヒューマン・ドラマ。(by allcinema)

危険・警告ネタバレを含みます。

重厚で、見目麗しくて、残酷で、温かい作品。

気になったのは、英国とオーストラリアの合作だったこと。
どうしてオーストラリア? もしかして、ロケ地?
(調べてみたけど分からず。)

ま、この制作国だから、コリンとニコールが共演というのには納得。
(コリンが英国出身で、ニコールがオーストラリア出身)
あ、監督はオーストラリア出身の方なんだな。
そして日本人役を日本人が演じてるのが嬉しい。

タイの鉄道建設で、日本軍が英国人捕虜に行った残酷な行動が、
その後の生き方にどのような影響を及ぼしたか、という話。

捕虜を扱った者も、捕虜となっていた者も、戦後PTSDに苦しみ、
再会したことで、和解するってイイ話なんだけど。

2人とも素晴らしいよね・・・、だから作品になるんだけど。

思ったことは、この史実には日本人の特性がよく表れているな、
ということ。

周囲の風潮に流され易く、職務に忠実で、だからこそ、
いくらでも残酷になれる、という特性。

この作品に出てくる残酷な日本兵は、特別な人ではなく、
どこにでもいるような日本人なのだろうなと思う。

そして、言葉尻をいちいち訂正される会話もまた、
また日本人の特性を表しているなと。

謝罪を口にする長瀬に対してエリックが言った言葉。

『我々』じゃなくて『お前は』、だろ?
『戦争の悲劇』じゃなくて、『犯罪』、だろ?

そう、その通りなんだよ。

なのに、上に服従するしかなかったんだということにして、
自分自身には、非がなかったように振る舞える。
それも日本人の特性。

自分自身も含め、そうだよなって思う。

そして政府は都合の悪いことを巧妙かつ大胆に隠し続ける。
この時代は、まさにそんな感じだったと分かるけど、
それ、きっと、今も同じなんだろうなって思う。

実際、何が本当で何が嘘なのか分からないのだから、
嘘を何度も吹き込まれたら、本当だと思い込んでしまうもの。

さて・・・。

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