ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

moving (movies and musicals)コミュのレディ・ベス【3】2014/4/24 18:00- 

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ワイングラスLady Bess(3)2014/4/24 18:00- 帝国劇場

ペンキャストはWキャストのみ記載
レディ・ベス/ 花總まり
ロビン・ブレイク/山崎育三郎
メアリー・チューダー/ 吉沢梨絵
フェリペ/ 古川雄大
ロジャー・アスカム/石丸幹二

あれ、まだ3回目だっけ?なレディ・ベス。
なんかもう、5回くらいは観ている気分だ。

で。今回Wキャストで初観劇だったのが石丸アスカムと吉沢メアリー。

で。吉沢ベスにやられました。
もう一方のベスは、結構強い野草あるいは雑草的な強さしぶとさがあって、
それが父王の肖像画の場面で、色々なことがどん詰まりになっていたこともあって、
突然ぽきんと折れる感じなんだけど、

吉沢ベスは、最初から見えない影に怯えているようで、
宗教にもすがりついている感じで、
周りに寄ってくる悪者達にもいいように操られて、
でも、それを心のどこかで自覚している頭の良さもあって。

だから、1幕のラストでさえ、歯を食いしばって見たくない現実、
つまり、自分が追われる立場になるという恐怖と、
そこから逃れる為に罪のない妹を苦難に追いやっていることから
目を背けている感じ。

だから、父王の肖像画の前でベスと再会する場面でやっと自由に
なれるというか、一息つける感じ、自分を縛り続けていた諸々から
解放される感じ。
この作品を観てて、初めて泣けたわ。

(ちなみに、最近の吉沢メアリーはこの頃より強気な印象)

それに花總ベスとだと、ここでベスの方が姉にのように見えて、
守ってあげる存在に見えてしまうのも面白い。
他の場面では、しっかり妹なんですけどね。

あと。石丸アスカムは、歌は上手いけど、どこか公務員風。
人間的には、案外ちっちゃい感じ。
アスカムの存在としては、宇宙を背負ってるみたいな山口アスカムの
無限大な大きさの方が面白いかな。

あと、石丸さんが無理して低音を出している感じが意外だった。
山口さんだと、高音の方に無理がかかってる感じなんだけど。

そして、古川フェリペを凝視。
最初の場面でのゆらり立ち上がる残像がたるくて綺麗。
あと、ゆらりと首を傾けるところとか、ふわりと回転するとか、
キリっとしていないところが良いよねー。

あと、今回は終始上機嫌で。
毒薬のところでは確信犯的な行動と思えたな。
照明が消えていく瞬間に、してやったりの妖艶な笑顔が残る。
・・・やばいやばい。

でもって、そんな古川フェリペには全然なびかない花總ベスとの
相性の悪さが楽しい。

「あの女を消せ!」とルナールが歌ってガーディナーの手をがしっと
掴んでいるところ、ガーディナーが満面の笑顔でとろけそうなところが
・・・可愛すぎる。

アスカムがベスに「あなたはおとめ座」と説明するところで、
12星座の舞台セットの乙女座のマークだけ色が変わるんだね。

全体的に歌詞がぎこちないなぁ。
デュエットのラブソングのサビで音読み熟語を使うセンスのなさ。
しかも、メロディにちゃんと歌詞が乗ってないとか、最悪ではないか。
例えば、「結婚」って言葉・・・。

マントさばき、好きだなぁ。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

moving (movies and musicals) 更新情報

moving (movies and musicals)のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。