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moving (movies and musicals)コミュの大統領の執事の涙

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映画LEE DANIELS' THE BUTLER
いす リー・ダニエルズ

フォレスト・ウィテカー/ セシル・ゲインズ
オプラ・ウィンフリー /グロリア・ゲインズ
ジョン・キューザック/ リチャード・ニクソン
ジェーン・フォンダ /ナンシー・レーガン
キューバ・グッディング・Jr/ カーター・ウィルソン
テレンス・ハワード/ ハワード
レニー・クラヴィッツ /ジェームズ・ホロウェイ
ジェームズ・マースデン/ ジョン・F・ケネディ
デヴィッド・オイェロウォ/ ルイス・ゲインズ
ヴァネッサ・レッドグレーヴ/ アナベス・ウェストフォール
アラン・リックマン /ロナルド・レーガン
リーヴ・シュレイバー/ リンドン・B・ジョンソン
ロビン・ウィリアムズ/ ドワイト・アイゼンハワー
クラレンス・ウィリアムズ三世/ メイナード
ヤヤ・アラフィア/ キャロル・ハミー
ミンカ・ケリー/ ジャッキー・ケネディ
ネルサン・エリス/ マーティン・ルーサー・キング・ジュニア
マライア・キャリー /ハッティ・パール
アレックス・ペティファー /トーマス・ウェストフォール

メモ「プレシャス」のリー・ダニエルズ監督が、「ラストキング・オブ・スコットランド」でオスカーを受賞
したフォレスト・ウィテカーを主演に迎えて贈る感動の伝記ドラマ。ホワイトハウスで歴代大統領7人に
仕えた黒人執事セシル・ゲインズを主人公に、公民権運動やベトナム戦争など激動するアメリカの
歴史を、図らずも政治の中枢から目撃することになった彼とその家族の知られざる波瀾万丈の人生を
綴る。(by allcinema)

邦題の【涙】は、原題にはなく、邦題のみ追加したようで。
【愛】とか【涙】とかをつけとけば、客が寄ってくるという考えを
もうそろそろ改めた方が良いと思うのですが、どうでしょう。

この作品を観る目的は、お気に入りキャストの大統領コスプレを
観ることでした。あと、ウガンダ大統領の執事コスプレもありますし。

そしたら、素晴らしい作品でびっくりだよ!、という結果に。

一番印象的だったのは、レーガン大統領の、いや、ナンシーの好意で
主人公の執事が晩餐会に客として招待された時のエピソード。
ここで、主人公の今までの価値観が、がらがら音を立てるように崩れてしまう。

この後の日々の虚無感と、息子の行動を理解できるようになったという視点の変化。
今までの態度を謝って、留置所仲間になれたってのが、ほんとに嬉しくて。

息子が生きているうちに、仲直りできて本当に良かったよぉ。

でも、彼自身も自分の属している仕組みが正しいと思っていた訳でもなくて、
給料をあげてくれるように陳情したりしてましたっけ。
そして、待遇が変わるのに20年かかったんでしたっけ。

ふむ。

ところで。

この作品の監督の前作(ペーパーボーイ)を数日前に観たばかりだったので、
前作のギラギラの作風とは一転、落ち着いた、端正な語り口の作品になっていて
びっくりしました。今回は執事を主人公に据えたせいですかねー。

前回と同じノリにするなら、息子を主人公に据えて、ギラギラ語らせてそうだな。
自分の胸の内とか、父親への屈折した想いとか。

期待していた大統領コスプレについてもちょこっと感想。

歴代大統領で、一番メイクが凝っていた気がするのがレーガン大統領。
なかなか似てました。演ってたのはアラン・リックマン。

反対に全然似てないというか、まんまキャスト本人だったのがニクソン大統領の
ジョン・キューザック。
本人似でありながら、悪人に見えてしまうなんて、切ないではないか。
「ペーパーボーイ」でも連続殺人犯だったから、いけないのか・・・。

あと、ケネディ大統領は、キャスト本人よりイケメンメイクだったな。
演っていたのは、ジェームズ・マースデン。素敵♪

彼が黒人の権利を訴えたテレビ番組の後、執事がロッカーで泣き崩れている場面になる。
こういう流れで彼の暗殺を表現していたのは良かったな。
執事が大統領を悼むのは、彼の政治信条に期待をかけていたということが分かりやすくて。

最初、執事が泣いている時は、その頃にはもう人権運動に携わっていた息子が殺されたのかと
思ったけどそうではなく、けれど、息子が殺されたのと同じくらいの希望の消え方だったのかなと。
あと、この頃は純粋に仕事が好きだったんだなーと。

権利とは与えられるものではなく、もぎ取るものなんだなとしみじみ。

これからは、オバマ大統領も、未来のアフリカ系の人たちから見たら、
「夜の捜査線」のシドニー・ポワチエみたいな、白人向け黒人に過ぎないって
評価が出るくらい、もっと平等になるといいな。

・・・って。

現在の状況を正しく判断できる視野が、私にはないけれども。

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