moving （movies and musicals）コミュの最後のマイ・ウェイ

MY WAY

フローラン・エミリオ・シリ

ジェレミー・レニエ/ クロード・フランソワ
ブノワ・マジメル/ ポール・ルデルマン
モニカ・スカッティーニ/ ショウファ・フランソワ
サブリナ・セヴク/ ジョゼット・フランソワ
アナ・ジラルド/ イザベル・フォレ
マルク・バルベ/ エメ・フランソワ
ジョセフィーヌ・ジャピ/ フランス・ギャル
ロバート・ネッパー/ フランク・シナトラ
モード・ジュレ/ ジャネット
ジャニケ・アスケヴォルド/ ソフィア
ソフィ・マイスター/ カタリン
エリック・サヴァン/ ジャン＝ジャック・ティルシュ
エデュアール・ジアール/ ティッキー・オルガド
ジェレミー・シャルボネル /クリスチャン・モリズ
アルバン・オマル /ジャン＝ピエール・ブールタイル

　フランク・シナトラの名曲『マイ・ウェイ』の原曲となるシャンソンの作者でもあり、60年代から70年代のフランス国内で絶大な人気を誇ったポップ・ミュージシャン、クロード・フランソワの栄光とその知られざる実像を描き出す音楽伝記ドラマ。ショービジネスでの成功の影でコンプレックスや父との葛藤を抱え、世界進出を目前にしてわずか39歳でこの世を去ったクロードの数奇な運命を、彼の数々のヒット曲とともに華麗に綴る。

邦画のタイトルの『最後の』というのがどーいう意味なのか分からなかったけど、
原題はただのmy wayだからあまり深い意味はないのかも。

主人公は、フランク・シナトラ版が特に有名なマイウェイの作曲家で、
フランスでは国民的アイドルだったらしい。

色々と新しいことを始めて、時代の先をいってた人だなとか、
ギャンブル性は母親から、潔癖性は父親から受け継いだのかなとか、
音楽的才能はあるけど、気分にムラがあって嫉妬心や独占欲が強いのに
飽きっぽくて、付き合うには最悪な人だなとか、
あまりにも呆気なくこの世から消えてしまったから、そりゃ伝説になるよとか、
なんだか結果的に泣けたよなとか。

まーほんとに、鼻持ちならない人なんだけど、
「マイ・ウェイ」に関するエピソードは心温まるエピソードが多かった。
憧れのシナトラが歌ってるレコードが届いた時の反応とか、
ホテルのロビーで偶然シナトラに会った時に何も話しかけられなかったとか。
あと、この歌が生まれる場面にもわくわくしたなぁ。

出てきたマネージャーとか、歴々の恋人達とかが、それぞれ可愛かった。
これらのキャストは、そのうちハリウッドに進出したりするのかな？

主役は本人に似ているらしく、確かにチビで不細工で、
って、整形したってエピソードを堂々と流してて、…ふふっ。

そんなキャラや生き方が「BEHIND THE CANDELABRAの
リベラーチェに全然違うのにどこか似てるかもと思ったりして。