moving （movies and musicals）コミュのホビット　竜に奪われた王国【1】

THE HOBBIT: THE DESOLATION OF SMAUG
ピーター・ジャクソン

イアン・マッケラン/ 灰色のガンダルフ
マーティン・フリーマン/ ビルボ・バギンズ
リチャード・アーミティッジ/ トーリン・オーケンシールド
ベネディクト・カンバーバッチ/ スマウグ
オーランド・ブルーム/ レゴラス
エヴァンジェリン・リリー/ タウリエル
リー・ペイス/ スランドゥイル
ルーク・エヴァンス/ バルド

「ロード・オブ・ザ・リング」３部作のピーター・ジャクソン監督が、その前日譚を描いた
Ｊ・Ｒ・Ｒ・トールキンの児童書『ホビットの冒険』を再び３部作として映画化する３Ｄファンタジー超大作の
第２弾。恐るべきドラゴン“スマウグ”に奪われたドワーフの王国を取り戻すべく危険な旅を続ける
ビルボ・バギンズたち一行を待ち受けるさらなる過酷な運命を壮大なスケールで描き出す。
（by allcinema）

ネタバレがあります。まっさらな気持ちで観たい方は読まないでくださいませ。

原題の副題を略すならDoSだけど、微妙な邦題がついちゃって、
この作品をなんて呼べば良いのか、正直困ってる。
邦題の竜がなんちゃらって、長くて耳に残らない。

12月の国内最速？のマスコミ向け試写会にて鑑賞。
大して興味のないマスコミの方々は、
『やっぱり3Dは疲れるわ。これで3時間ってどんな拷問？』って
思ったに違いないｗ

最近は、３Dメガネも軽量化されてきているから、以前ほどの負担はないけど、
たまたま行った映画館が昔懐かしい重量メガネだったら、ちょっと大変かも^^;

それくらいの圧倒的な“質量”の映像の作品でした。
映画館で観るしかない映像で、3D効果もしっかり。

今回はHFR-３D字幕でしたが、最初にハイレベルな映像で見てしまうと。
これが普通？みたいに思ってしまったな。
（つまり、通常の３Dは観てないので比較のしようがない、と）

初見では、原作から随分とアレンジしてるのねーという印象を受けたけど、
AuJと同じように、読み返すとしっかり原作準拠なのかもしれないな。
PJが映像化したところと、自分が気に入ってる文章がずれているだけで。

とりあえず。

レゴラスは予想外のがんばりっぷり。
でも、メインストーリーには絡んでいないという微妙な立場。

そんな感じで、原作には登場しない架空キャラ、タウリエルが大活躍。
正直、一番キラキラと輝いていたような印象でした。

ストーリーはある意味、『ベネさんを探して』な展開。
後半には出てくるはず！な出待ちキャラがネクロマンサーとスマウグですから。
（両方とも、ベネディクト・カンバーバーッチが声＆モーション・キャプチャーを担当。）

ネクロマンサーに関しては、「それだけですか･･･？」なお預け状態。

でも、スマウグの方はさすがにきっちり登場します！
個人的一番の見所は、“ゴールデンスマウグ”が湖の街へ飛び立つところ。

でもって、その姿を見たビルボのつぶやきで第２部は終了。
やっぱり、ここで終わるよね･･･。
大して話が進まなかったよね･･･。

あれ？　ガンダルフは捉れたまま1年を過ごすのか？
杖も燃えてしまったよね。
だから、LOTRの頃とは杖のデザインが違うってことなんだね。

最初の場面が、FotRのブリー村の場面のパロディになってて笑ったー。
まさか冒頭でニンジンを齧る村人jが見れるとは思わなんだ。
ここだけでも、ネタバレ前に観れて、ラッキーでした。

残念だったのは、ビヨルンの場面があっけなかったこと。
「え、もう出発ですか!???」って感じ。
そして、エルフの宴会もなかったしー。

そうそう、原作の楽しそうな雰囲気はことごとくカットされ、
全体的にダークな雰囲気でいっぱい。
３Dだと画面の明度が暗くなるので、さらに暗黒ー。
もちろん、コミカルな場面も、時々ありますが。

そして、自分が期待した場面が省略されているのに、
上映時間が３時間もあるのは何が長かったんだ!?と思い返すと、
PJお気に入りの戦闘場面が増量されてたのかな、と。

一番気に入った場面は、自分達の城に戻ってきて感慨深そうなトーリンと
バーリンを観れたことだなー。

また来週の試写会も観れたらいいな。
･･･と思ったら外れたなー。

ま、公開が始まったら、また何回も観るのだろうなー。

そして、今から心配なのが、３部も日本だけ公開遅延になりそうなこと。
また、情報をシャットダウンしなければならない日々が続くのかなー。

今回、情報をシャットダウンしているうちに、テンションも相当下がったので、
そうならないことを切に祈ります…。