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moving (movies and musicals)コミュのキャプテン・フィリップス

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映画CAPTAIN PHILLIPS
いす ポール・グリーングラス

トム・ハンクス/ リチャード・フィリップス船長
バーカッド・アブディ/ ムセ
バーカッド・アブディ/ラマン ビラル
ファイサル・アメッド/ ナジェ
マハト・M・アリ/ エルミ
マイケル・チャーナス/ シェーン・マーフィー
コーリイ・ジョンソン/ ケン・クイン
マックス・マーティーニ/ SEAL部隊長
クリス・マルケイ/ ジョン・クローナン
ユル・ヴァスケス/ フランク・カステラーノ艦長
デヴィッド・ウォーショフスキー/ マイク・ペリー
キャサリン・キーナー アンドレア・フィリップス

メモ 「ボーン・アルティメイタム」「ユナイテッド93」のポール・グリーングラス監督が
トム・ハンクスを主演に迎えて放つ衝撃の実録サスペンス。2009年にソマリア沖で
海賊の襲撃に遭い人質に取られた後、アメリカ海軍特殊部隊“SEALs”によって辛くも
救出されたアメリカ船籍マースク・アラバマ号の船長リチャード・フィリップス氏の回顧録
『キャプテンの責務』をリアルかつ緊張感あふれる筆致で映画化。(by allcinema)

危険・警告ネタバレです。

原題そのままのカタカナ邦題。
説明副題がついてないのも好ましい。

さすがポール・グリーングラス。
お得意の客観主義でドキュメンタリータッチな作風。

トムの抑え目な演技も良かったし、情緒的に盛り上げるところもなくて
そーいうところは好感度高かったな。
奥さんも最初の方しか出てこないし。最後も出てこないし。

救出されてから健康診断している女性の事務的な口調が凄かったな。
あーいうのって精神的に落ち着かせるのに効果的なのかな。

「大丈夫ですか?(心配そうにのぞきこむ)」とか、ないんだもの。
100%しっかり、機械的なんだもの。

ソマリアの海賊たちも愉快犯ではなく、それが生きる手段という立場で
頑張っているという風に描かれている。
漁師でなんて暮らしていけないし。
実際に、彼らはガリガリだし。
そしてタフで、でも、ちょっと色々と無謀。

それに対する米軍艦隊の威圧的なこと。
米国籍の船を襲ったならばこうなるという見せしめ的な意味でも
失敗は許されないのだろうけど、大掛かりだったなぁ。

船長には「よくがんばった!」としか言いようがない。
自分が目隠しされた状態で、隣にいた3人が一瞬にして射殺って凄いよね。

あの時はちゃんと15番席にいたんだっけ?

この事件で一番平和な展開は、3万ドルでソマリア人達がおとなしく国に
帰ることだったけど、それができなかったから、ああなった。
実際、米国人は殺されなかったし、彼らは4人中3人が射殺だし。

でも、米国が彼らの生活に影響を与えてるだろうことも確か。
作品は、彼らが全面的に悪いという意味でもない、という描き方。

これが世界の縮図だみたいな感じで、なんだかやるせない。
力のあるものが、結局は正義なんだよな。

でも、船長が無事助かって『良かったよぉ』とは思った。
あそこで船長が助からなかったら、ソマリアの人達を悪人に描くしかないもんなぁ。

見応えのある作品でしたわ。

ところで、この事件でかかった莫大な費用を最終的に負担したのはどこなのだろう。
自分達には関係ないように一見思われるけど、巡り巡って間接的に日本政府が
一部を負担することになったと考えれらないこともないんだろうな。

実際どうかは分からないけどー。

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